鉛の風船

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80年代キラー

Daft Punk」のニュー・アルバム「Random Acces Memories」がステキ過ぎてもう、中毒状態です。
仕事をしながらこれと、「ボウイ」の「The Next Day」、「ももクロ」の「5TH DIMENSION」を順にヘビロテ中です。

 

でも、「ももクロ」ごめん、「Random Acces Memories」が良過ぎるわ。
聴く前は、ゴリゴリのエレクトロ・サウンドかと思っていたのですが、思いっきり期待を裏切り、泣きそうなほどステキなファンク、フュージョン・サウンドでした。

 

新しくもなんともない、という批判が多々あるようですが、音楽が常に新しい必要なんてないんです。
“音楽” なんですから、聴き手が楽しければ心地よければそれでいいんです。

80年代の流行ものサウンドを通過した方々がこのアルバムを朝から聴いていたら、多分遅刻します。
だって、聴けば聴くほど懐かしくて、色々思い出しちゃうんですから。

 

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参加ミュージシャンを見ると、「ナイル・ロジャース」「ファレル・ウィリアムズ」「パンダ・ベア」「ジョルジオ・モロダー」「ジュリアン・カサブランカス」「チリー・ゴンザレス」、ドラムには愛すべき「オマー・ハキム」までいる。

 

これらの名前を聞いて少しでもピンと来る方々、80年代から90年代、ディスコに通い、その後のクラブに通い、フュージョン・ブームを通過し、少し古くは、「クインシー・ジョーンズ」の「愛のコリーダ」に夢中になり、「AW&F」や「シック」が飛びっきりのおしゃれだと思っていた、私とそう変わらない年代の方々、「Random Acces Memories」、絶対泣きます。

私はその頃「ウェザー・リポート」に夢中だったのですが、それでも泣けてくる。

 

以下は公式のすでに有名な「Get Lucky」です。
これ聴いてちょっとでもグッと来る方は絶対にアルバムを買ってはいけません。
危険です。

 

いわゆるファンクなんでしょうけど(ディスコ、ディスコ連呼している曲もある)、もう、心地いいったらない、時間なんて忘れてしまう非常に危険なアルバムです。

 

そして、これを聴いて、つい踊り出しそうになってしまった、あなたアナタ貴方、絶対にアルバムを買ってはいけません。

 

ダフト・パンク」な朝は危険です。

 

でも、深夜、「ジャック」でも傾けながら、あの頃に思いを馳せ、一人ニヤニヤするには最高の音源です。

 

はぁぁぁぁ~、飲めたらなぁ~!!!