ももいろクローバーZ 横アリ予習 第二楽章
、、、ん!!
ひょーいと ひょーいと♪。。。えーと、
「ももいろクローバーZ 横アリ予習 第一楽章」の続きです。
ということで、「横浜アリーナ」公演の予習として「ももいろクローバーZ」のCDを一通り聴き直してみます。
まだチケットとれてもいないのに。
わからないことは、姪っ子先生に聞きます。
先生は、共働きの両親にほったらかされて、今日もウチでゴロゴロしています。
じいさん、ばあさんが甘やかすから、自宅にいるよりだらしない。
まあ、幼少期から母親の実家であるウチに入りびたってて、ばあさんに育てられたようなものなんで、今更どうこう言うつもりも無いんだけど、、、ダラダラし過ぎ、頼むから少しは女の子らしくしてくれ!
そんでもって、
「ゲッ!今数えたら “ももクロ” のCD、30枚以上あるぞ」
『えっ?そんなもん?』
「お前な・・・ふざけん...」
『“ももパン” 聴こっ!』
「おっ...おお・・・」
『ももいろパンチ!これ!ジャケ見ただけで泣ける、しおりん顔ちっさ!』
「あ~これな・・・」
まだ “Z” が付いてなかった時代「ももいろクローバー」名義での記念すべきデビュー・シングル「ももいろパンチ」。
姪っ子が「ももクロ」にハマるきっかけとなった曲。
正確にはこの曲を聴いてハマったわけではなく、数年前、母親と出かけた家電量販店で「ももクロ」を目撃し、「玉井」さんに一撃で打ち抜かれてしまったことがすべての始まり。
たしか「ピンク色の金魚がお店の中をひらひら泳いでて、、、そん中の小さい子が、、、」みたいなことを言ってたような。
その日を境に、彼女は劇的に変わりました。
私の教育?が実って、小学生の頃から「リンキン」や「MUSE」「クイーン」などにハマっていた子が、いきなり「ももクロ」ですから。
テレビの歌番組にもまったく興味を示さなかった子が。
相当なインパクトだったのでしょう。
その後、小遣いをやりくりしたり、私にたかったりしながら、数箇所の家電屋さんを巡ってたらしい。
その頃「ももクロ」はこのシングルのキャンペーン・ツアーをやってたみたいですね。
遠い存在の海外アーティストと違って、少し頑張れば会うことができる、というのが彼女にとっては、いたく新鮮だったようです。
ただし、おにいさん達の後ろで、隙間からのぞいたり、飛び跳ねたりしながら見ていただけだったそうですが。
そうやってイベントに行くたび、このシングルCDを買い込んで(予約して発売日に引き取る形だったかな)母親を激怒させていた。
そんな思い出深い “1枚” です。
いやいやいやいや、1枚?とんでもない、ウチには4枚もあります。
彼女はDVD付きの盤も含めて、恐らく10枚近く持っているはず。
これ以降、今に至るまで、CDがリリースされるたびに同じことの繰り返し。
母親の小言なんてどこ吹く風。
「ももクロ」道、一直線です。
ダラダラゴロゴロしながらいつもなにか食ってるのにまったく太らないのは、いざ「ももクロ」が絡んだときのとんでもない行動力のおかげか?
前置きが長くなりましたが、じっくりと聴きました。
もちろん爆音で。
- ももいろパンチ
和風?
メロディーが非常に綺麗で、テンポの割には比較的ゆったりとした印象の、春の暖かさを感じさせるような曲。
ジャケットのビジュアルのせいもあるかな。
バックで始終鳴ってる小鼓風の打楽器音が面白い。しかし、若い打ち込み職人に一任してしまったかのような、やたらリズムばかりが主張するアレンジとミックスがちょっと残念。
音のすき間はとりあえずドラム・アレンジで埋めときゃいいや、って感じ。
いい曲なのに。
ビートがガンガン煽ってくるので、歌がどうしても落ち着きなさそうに聴こえる。
歌の未熟さをカバーする意図もあったのかもしれませんが、せっつくようなミックスは逆効果だと思います。
これが「リミックスVer.」なら何でもアリでかまわないですけど。・・・はい!このCDがマイナー・デビューなのは知っています。
少ない予算の中で一生懸命作られたものなのでしょう。
それだけになおさら惜しい。ある程度お金もかけられるようになったであろう今、アレンジとミックスをやり直して、化粧品の春コレクションのCMにでも使われれば、そこそこヒットしても不思議ではないほどの曲だと思います。
たとえば...
オープニングは俯瞰、満開の桜並木の下、ハラハラ舞い散る花びらをまといながら歩む後姿のおねえさん
--- BGMはイントロ ---
徐々に寄っていき、上半身くらいまで寄ったところで
--- 一瞬ブレイク ---
--- ここからワンコーラスBメロ ---
ゆっくりと振り返り優しい笑顔、さらに寄り、くちびる “どアップ”
--- ブレイク ---
ナレーション「この春、ももいろの一撃」
--- ここから一気にサビ ---
桃色オンリーの新作ルージュ「ピンキー・ショックス アルティメット・ルージュ」ど~~~ん
テロップ「狙って撃ち込むのは Pure な Heart!」ば~~~ん
おねえさん、軽くどや顔で「お み し り お きっ!」
再度テロップ「あなたのそのハート いただきます!」
画面下にはもちろん「ももいろパンチ2012 Song by ももいろクローバーZ」「・・・先生、こんな感じのCM、どうですかね?」
『“ももパン” で遊ぶなし、ってかほかの曲まざってる』
「いんだよ」
『いくない、“ももパン” は特別』
「デビュー曲だから?」
『それもあるけど・・・』
「ん?」
『う~~~ん、もっと近かった』
「近い?」
『一緒に目指してたし』
「なにを?意味わかん...」
『もういいよ!』初期からのファンにとっては格別の思い入れがある曲のようです。
大切な曲なのですね。
失礼いたしました。あっ、批判はしてないし、遊んでもいませんからね、音楽好きの素直な感想と前向きな考えを述べさせていただいたまでですからね、念のため。
- ラフスタイル
「ももいろパンチ」のカップリング曲。
曲はこちらのほうが好みかな。カッコイイです。
タイトル曲とは違う雰囲気の、ちょっと沈んだようなメロディが印象的。
オープニングの龍笛を思わせる管楽器音と要所々々で入る三味線風の弦楽器音が効いてます。
イントロなんかホントつかまれる。「ももいろパンチ」同様アレンジとミックスは、かなりチープですが、リズムが落ち着いているので歌が比較的素直に入ってくる。
ただ、「ももいろパンチ」もそうなのですが、イントロが意外とよくできているせいで、それ以降がどうしても負けてしまっている印象が拭えない。
そして何より、ヴォーカルが、、、なぜにこんなにも “棒” ?
全員「玉井」さん?(ごめんなさい...)
「ももいろパンチ」と比較しても、いくらなんでもひど過ぎるんじゃ?姪っ子が怖い顔してるんで、何度か聴き直しました。
そして気付きました、いや、気付いたと思うことにしました。
こりゃワザとだな、そう自分を納得させることにしました。
だっていくら未熟でもこれはないわ。そう思い込むと、“ひゅ~~~ひゅるるる~~~” と “じゃかじゃんじゃん、じゃじゃんじゃん” 、シーケンシャルなベース音、ありがちなシンセ、これらをバックにしたヴォーカルは、なんだか “和風テクノ” っぽく聴こえなくもない。
こじつけか?生の和楽器とオーケストラ、多重なシンセを使いまくった重厚なアレンジにすれば、NHK大河ドラマ「清少納言」とか「紫式部」なんてののオープニング・テーマでいけるかも。。。
- MILKY WAY
え~~~と、今日はもう限界。
あ~~~二曲しか感想書けなかった。。。
余計なことをいろいろ書いてしまうのが・・・喝!。
そうそう、少しずつ、少しずつ。
全部聴くには一年くらいかかる気がする。。。
次は一挙にファースト・アルバムまでショート・カットしちゃおうかな。
目の前の現実を全力でかき集めて処理するしかないな!
Ah ハ~、、、とりあえず今日はここまで。
“労働” しないと、ねっ!
申告、申告。終わるかな?
絶対 あきらめない WE ARE!!!!!
「玉井」さん、ホントちっさい。