鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

本戦突入!出撃準備ままならず

ついにその日がやってきました。
先週土曜日。

 

メガネちゃんのピアノ教室、レッスン初日。

 

朝、早めに起き、部屋を念入りにいつもの倍以上の時間をかけて掃除し、押していた仕事を片付ける、つもりが。

 

『ルンルンで掃除してるし、気ぃ、早いよ』
「はぁ?何のこと?ほっとけ!お前来るの早いよ」

 

姪っ子(高2)が9時にはウチに来ていて、本年ラストスパートに向けての資金稼ぎ(私の仕事の手伝い)に精を出していました。
ジャマだし、うるさいので、掃除は中止。

 

この、仕事の手伝いというのは、学校でアルバイトが禁止されている彼女に、“身内の手伝い” という名目で入院中のサポートをやらせたのが始まりでした。
そこそこ稼げることを知った彼女は味をしめ、ヒマさえあればウチに来て何か手伝わせろと強引に要求し、私の収入を削ることに嬉々としていたのです。

ところがある日、驚愕の事実に気付いてしまいました。
明らかに仕事の処理スピードや精度が上がっている。
過去の資料やデータが整理され、無駄な時間やミスが減っている。
処理スピードや精度が上がれば、当然納入も早くなり、それに伴い受注も増える。

 

ぐぁぁぁぁ!!!認めたくない!
断じてイヤだ!
でも認めざるを得ない。

 

アイツのおかげで仕事が増えた。
あんなヤツでも役に立っている。
ただの手伝いではなく最早仕事として成立している。

アイツに支払っている報酬が私の収入を削っていた段階はすでに過ぎ、自分の取り分はしっかりと自分で稼ぎ出していたようです。
数字に表れているので、間違いはないでしょう。

 

でも、心優しき “姑息” な伯父さんは、絶対にそのことを彼女に伝えたりはしないのです。
だってそんなことをしたら付け上がるだけだから。
天地がひっくり返っても、“ホント、嬉しい、もっと頑張るね!” とはならないのです。
主導権を奪われてしまうだけ。賃上げ要求必至。
間違ってもそんなことがあってはならない。

ヒヒヒヒヒ、、、。

 

っで、今日の天使との待ち合わせは、ジャスト18時。
余裕を見て16時半には出かける。

 

時計が15時を打った瞬間、姪っ子に、

「後よろしくね」

と告げ、出撃準備に入る。

『え?まだ早いし』
「いろいろ準備があんだよ」
『ふーーーん』

シャワーを浴び、髭をあたり、歯を磨き、リステリンし、髪を整え、部屋に戻ると、なぜか、えーーー!なぜかヤツが着替えを済ませていて。

 

「お前なんで着替えてんの?どっか行くの?」
『ピアノ教室』
「ぐっ!ふざけんなよ、連れてかねーぞ!」
『今日、体験レッスンだから』
「た・・・た・い・け・ん・れっすん?」
『そっ!5じから』

 

ウソでしょーーーーー!!!!!

 

勝手に電車で行け、ぜってーーー連れてかねえぞ!

 

おじさんと仲いんだ、一緒に来るでしょ、楽しそう!

『って、言ってたよ!』

 

ぐぅ、、、コイツ、応援してんの、ジャマしてんの、どっち???

 

眠気に負けたので、また後ほど。

 

この曲、大好きです。今の気分はこんな感じ。
でも、この歌詞のような未練タラタラの情けないヤツにはなりたくないです。

 

頑張ります。。。