鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナまさかの2DAYS 続きの続きの続き

すっかり忘れていました。
もう、いまさらすぎるのですが、中途半端なままはいやなので、チャチャッと完結しておきます。

 

・・・っとその前に、昨日のエントリー、看護師さん、なぜ私が「ももクロ」好きだと思ったのか、、、わかりました。
意を決して聞いたんです。血管破裂しそうなほど恥ずかしかった。

なんてことない。。。

病室に持ち込んでいるノートPCには “三つ葉葵” をもじったようなステッカーが貼ってあるのですが、これが原因でした。
姪っ子(高2)が以前勝手に貼ったものです。
当時はなんだかわからずブツブツ言っていたのですが、その内見慣れてしまい、最近は気にもしていませんでした。
それを看護師さんが目ざとく見つけ、「ももクロ」ファンなんだと察したそうです。
同期の看護師さんの一人が「ももクロ」のファンで、こういう変なデザインの物を色々持っていて、このステッカーのデザインもよく目にしている、とのことでした。

“いや、これは姪が” とか言い訳しそうになりましたが、余計どつぼにハマりそうだったのでやめておきました。

看護師さん、入院中はそういうことにしておきます。
ただ、お願いだから同じフロアで働いている他の方たちに広めるのだけはやめてね。

 

こんな経験すると、やっぱ「ももクロ」ウレたなーーー、とつくづく感じますね。

 

でっ、

ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナまさかの2DAYS 続きの続き」の続きです。

 

引き続き、二日目、 “見渡せば大パノラマ地獄” 。

 

前日とまったく異なるステージ構成にしてしまうなんて、スタッフの皆さん頑張りましたよね。
全国各地でライブビューイングもおこなったようですので、時間的なプレッシャーは相当だったでしょう。
それでも、両日共にほぼ時間通りの開場、開演。
本当に頭が下がります。
心より “お疲れさま” とその労をねぎらいたい。

 

そしてその労の末に現出した円形ステージは、開演を待つ間、異様な空気を放出しながら、とんでもない存在感で巨大な空間に鎮座し、“そのとき” に向けてひたすらエネルギーを凝縮させていた。

これから一体何が起こるのか。
いやがうえにも期待は高まり、爆発寸前。

 

そう、私はすでにこの時点で、巧妙に計算された演出に完全に飲み込まれていたのです。

 

そして、ついに “そのとき” が、、、。

 

やられました。
またしてもオープニングから放心状態。

 

大きな旗を掲げた集団による見事なパフォーマンスに度肝を抜かれていると、すでにステージ中央には「ももいろクローバーZ」の面々が。

昨年末のSSA公演もそうだったのですが、オープニングの、映像と人間がシンクロする演出、本当に凄いです。
恐らくその方面のプロの方に一任しているのではないでしょうか。
映像技術者や演者を集めて、ハイッやってみました、なんてレベルでは到底ない。
映像、音、そして人間による “総合芸術” の域。
私のような素人でも一目瞭然。
作者誰だ?
強烈なオリジナリティに拍手!

生半可な真似事のオープニング・パフォーマンスでは、これから「ももクロ」が支配する空間を暖めるなんてこと、到底無理ですからね。

 

そして、そこからはもうラストまで一気、とんでもないテンションで駆け抜けてました。
いわゆる “ガチ” ですね。

 

センター円形ステージ、ホント見やすかった。
横アリには持って来いのステージ構成だと思います。
遠い席の方も疎外感はなく、十分楽しめたのではないでしょうか。
SSAのときに感じた、“できる限り来場者全員に楽しんでいただきたい” という運営サイドの思いを今回も強く感じました。

 

360度聴衆の目がある。
正面もバックも上手も下手もない。
常に5~6千人の目が背中に注がれている。
どう考えても怖すぎる。
だって人間は壁沿いが好きな生き物なんですから。
ミニスカ衣装が多い少女たちなんですから。

「ももクロ」の面々、相当なプレッシャーだったと思います。
でもそんなものは微塵も感じさせず、楽しそうに、はじけまくっていた。
この子らには、プレッシャーなんて概念はないのか。
そんな感覚は当の昔にどこかに置いてきたのか。

 

しかしやっぱりそんなことはありませんでした。
最後の最後、ファンの方々のコールに涙腺崩壊していた彼女らの姿にすべてを理解しました。

 

おっさん泣かすな。

 

一見シンプルだが、実は前日をはるかに凌ぐ凝りに凝った壮絶なステージ。
ハコ、聴衆、演者、前日とのギャップ、そしてあれもこれも、すべてを計算しつくして、横アリを丸ごと手のひらで転がしていたような凄まじくも素晴らしい演出。
聴衆にすら心地いい緊張を強いていた。
表現力の乏しい私には、もうただただ “圧巻” としか表現しようのない夢のような3時間強でした。

 

ただ、ライブ2夜連続はさすがにきつかった。
「ももクロ」のライブ、長いし。翌週、同会場での「ドリーム・シアター」だってあっさり2時間。
ライブ中は時間なんて忘れてしまうのですが、体は正直です。

前日の疲れが取れず、腰痛も起きていたので、開演前にちょっとキツそうにしていたら、スタッフの方が気付き、声をかけてくださいました。
周りのファンの方も気を使ってくださり、同列少し横の通路に接した席の方が、ここなら座ったままでもそこそこ見えるんじゃないか、と席の交換を申し出てくださったりもしたのですが、いつものことで程なく治まるのはわかっていたので丁重に辞退させていただきました。

開演直前のテンションぶち上がりの中、スタッフの方とファンの方々には迷惑をかけてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。

おかげで、オープニングまでにはなんとか治まり、腰の存在なんてすっかり忘れて最後まで思いっきり楽しむことができました。

 

SSAのときにも感じたのですが、ファンのみなさんホントやさしいんだよね~。
もっと言えば、大人ですね。ギスギスしてない。広い。大きい。
「ももクロ」の現場経験はこの2Days含めてまだ4回ですが、いやな思いをした記憶がありません。

 

同行者の伯父さんがうずくまってるのに、まるで他人の顔で “しおり~~~ん” とか叫んでいた姪っ子よ、少しは周りの大人たちを見習え!!!

 

帰宅日の三日目は駅の階段登るのもやっとでした。。。

 

やっぱ、西武ドーム行きたいなーーー。

 

ガンバロッ!

 

負けたくない!! X 5。
諦めない!! X 5。