鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

支援兵器投入 - 女祭り

土日が苦痛。

 

土曜と日曜は基本的に検査や治療がない。
院内は、日頃の喧騒がウソのように静まりかえり、患者の方々も皆どこかのんびりとしている。
平日より見舞い客も多いようで、楽しそう。

 

しかし、私はこの二日間が、もう、ただひたすらじれったくて、じれったくて。
土曜と日曜に、何の検査も治療もないということは、月に8~10日、約1/4から1/3の日々を何もしないで過ごしているということ。
もちろん、治療後の時間経過も治療の一部ではあるし、当然、病院のスタッフさんも休暇が必要なので、単なるわがままでしかないのですが、もう、この日数が、時間が、もったいなくてしょうがない。

なんとしても、最悪でも、今月いっぱいで退院しなくてはならないのに。

 

それに、あんまりまったり過ごすと、ダメージを与えたはずの “G” が回復しそうで怖い。

 

まったりなんか過ごさない、ダラダラなんかしない、絶対お前にスキは見せない。
空いてる時間はひたすら免疫力を高めてやる。
っしゃぁぁぁーーー!後方支援兵、あの “支援兵器” を投入しろ!

 

ということで、日曜日、姪っ子(高2)に「ももいろクローバーZ」のDVD「秋の二大祭り」を持ってこさせました。
前シングルと同時に買わされたものなのですが、まだ見ていなかったのです。
彼女がかねてより “「女祭り」ヤバイ、ヤバイ” と言っており、見たいと思いながらついつい見そびれていた “とっておき” 。

同時に、彼女に頼むことにした仕事の手伝い(あくまでバイトではない...)もスタートです。

 

いまさらですが、見ました、DVD「女祭り」、なんだこれ。
凄い、凄過ぎる。
すみません、免疫力高めるどころか、初っ端から涙が。。。
女性ばっかの “うりゃおい” 、物凄い迫力。
“かなこ~~~↑↑↑” 、スゲー!
ライブ映像でゾクッとしたのなんて何年ぶりだ。
ハート型の淡いブルーのペンライトが乱舞する様なんて、もう、神秘的で、美しすぎて、興奮MAXX!

今、脈拍や血圧測られたら、看護師さん “先生大変です!” で、ダッシュでしょう。

 

ファッションショーがちょうどいいクールダウン。ちょっと飽きるけど。

 

でもこれ、終盤に向かうに連れて、どんどん大変なことになってくる。
ゲロッパ” の子、明らかに調子悪い。
必死に歌い踊ってはいるが、声は出てないし、体も動いてない。

それを察した他のメンバーが徐々にカバーし出す。
観客もそれに気付いて応援のボルテージが上がる。
彼女はそれに応えるべくボロボロな体で死力を尽くす。

 

歌い、踊りながらも、異変を察知すると瞬時に判断して対応する。
爆音の中、目で、表情で、それぞれが意思の疎通を図る。
とんでもないライブ力。

 

そしてアンコールではもう、、、。

 

これ、ダメだろ、こんなんほんとダメだよ、どんだけ泣かすんだ。。。
入院患者が、しかも男が、おっさんが、ティッシュ片手に泣いてたら絶対勘違いされる。

アンコールの “ももか、がんばれーーー!!!” は反則、もう涙腺崩壊、ナイス声援、4人目覚えたよ!

“今更言わなくていい絆” がここには確実にある。
「ももクロ」の5人の間に、そして、会場を埋めた女性ファンとの間に。

 

やっぱ「ももクロ」凄いね。
女性ファンたち、サイコーです。
これからもよろしくね!

 

しかし、、、「ももた」に「ももか」、ややこしい、、、。
“もこもこあーりん” かわぃ、、、ゴホン!姪っ子より年下だぞ、自重しろ、自分←。

えーーーーーっ、あんな中学生あり得ない!
しーーーーーっ!

 

パフォーマンスの完成度とかそんなものは遥かに超越した、まさに “ライブ = 生” を体験できる素晴らしいパッケージだと思います。

 

姪っ子が “おっちゃん、絶対泣くよ” とニヤニヤしながら言っていて、その通りになってしまったのが非常に悔しい。

 

 

 

入院期間も1ヶ月を過ぎると、ほとんど誰も来ねぇ、、、会話に飢える。。。