鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

ヤケボックイに火をつけろ!

先日、urgon1978 さんに教えていただいたのですが、「ももいろクローバーZ」が14日夜の自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組でとんでもない企画(キャンペーン)をぶち上げました。

11月にリリースされるニュー・シングルを学校の校内放送で流してもらって、新曲をみんなに知ってもらおう、というものです。

 

申し込むと特別なCDが送られてきて、そのCDには、

月~金までの1週間、毎日学校で違うものが流せるように、ももクロメンバーそれぞれのDJが入っている、
解禁前の音源も入っている、

これはヤバいでしょ。
限りなくヤバいです。

姪っ子(高2)が、こういうの放っておくわけありません。

 

ひじょーーーに嫌な予感、と思っていたのですが、案の定でした。

 

この企画は、単に申し込めばCDを送ってくれるというものではなく、厳しい条件があります。

まず、何と言っても送り先が、学校の先生宛だということ。
そう、いくら欲しくても申込者本人には送ってくれないのです。
先生がモノノフなら別ですが。。。

 

そして、注意事項として、以下が。

  • ももクロくらぶオリジナルCD』は、全てナンバリングされており、番号によって管理されております。
  • ももクロくらぶオリジナルCD』は、学校放送での使用のみとします。
  • ももクロくらぶオリジナルCD』は、放送室ジャック用として貸与したもので、複製、転貸、譲渡、販売、投稿動画サイトでの公開等を固く禁じます。

[ニッポン放送 ももクロくらぶxoxo サイトより引用]

 

これらは、オークションサイトなどでの転売、YouTubeなどへの違法アップ、違法コピーなどにに釘を刺したものですね。
貸与としておけば、人のものを勝手に売っぱらった、勝手にコピーしたなどとして、場合によっては強行手段に出ることもできますからね。

ニュー・シングルが晴れてリリースされた暁には、申込者に、ハイ!ご褒美にあげる、となるのかもしれません。

 

相変わらず、「ももクロ」らしい、というか、サスガっす!

 

新曲のリリース前に、タイトル曲と未公開カップリング曲が収められたCDを条件付きとはいえ配布してしまうとは、いつものことながら「ももクロ」運営サイドは狂ってます。

 

でも、この “ファンを信じる” 姿勢は一貫していて、揺るぎないですね。
ライブやイベントにおける演出でもそうです。

当然、裏切られることもあるようですが、それでもやめませんね。

徹底して、その時々の状況下で、出来る限りファンの方々に近くあろうとする。
なかなか出来ることではありません。

大人の事情なんてどこ吹く風で、本当に面白い人たちです。
最高です。

 

風邪だかなんだかよくわからないのですが、15日の未明から咳が止まらなくなり、仕事を休ませていただいて、ひたすら寝こけて、夕方医者で注射を打ってもらい、16日もひたすら寝て、また注射を打ってもらい、随分と楽になったなーと思いつつ帰宅するといつものように仕事場に姪っ子(高2)が。

これから、ニュー・シングルや年末のSSAの物販などいろいろと物入りなので、仕事の手伝いと称して、小遣い稼ぎに来ているのです。

「お前、うつるから帰れ」
『へーき』

と言う彼女を見ると、ガッツリ花粉一粒の侵入も許さねー、な巨大なマスクをしている。
さらに、花粉よけのメガネまで。
両親共に強烈な花粉症持ちなので、この手のグッズには事欠かない。
でも、いくらなんでも大袈裟すぎないか?
なんだか、完全拒否されているようで、さびしい、、、。

ばあさんに事情を聞いて、わざわざ自宅まで取りに行って来たそうです。

 

「なあ、目はいんじゃね?」
『目の粘膜からうつるかもしんないし』
「そんな思いまでしなくても、、、まだ日にちあるんだから帰れよ」
『あのさ』
「ん?」
『校長先生って何やってんの?』
「校長?さあ?なんで?」
『今日さ、何回も行ったけどいないんだよね』
「行った?」
『うん、校長室』
「はぁ?なんで校長室行くの?なんかやった?」
ももクロがさ、学校に特別なCD送ってくれんだよね』

 

ハイッ!来ました、嫌な予感的中!

 

「それ知ってるよ」
『そうなん、“おっちゃん” もやるね』
「だから、なんで校長なの?担任でいいじゃんか」
『どうせ教頭先生に聞かないととかゆーよ、そんで教頭は校長に聞かないととか』
「えーーー、お前、ひょっとしてショートカットしたの?」
『そーだよ、どうせ後で聞いときますとか言ってほっとくんだよ、締め切り過ぎちゃうじゃん』
「すげえな、、、」
『子分の相手してるヒマないんだよ』
「先生を子分ゆーな!」
『だから、校長どこ?』

 

ちょっと待てーーー!
お前んとこの校長先生、かなりビッグな人だぞ。
地元の実力者だぞ。
たしかどっかの寺の住職で、叡山でも名が通った人だったはずだぞ。
そんな校長、学校がハクを付けるために置いとくだけに決まってるし。
一生徒の相手なんか絶対しない。
担任呼ばれて終わり。

だいいち、壇上に立って長ーーーい話をするとき以外は学校になんていないと思うぞ!

 

『じゃあ、そのお寺教えて』
「よせ、ホントよせ、頼むから」
『なんで “おっちゃん” が頼むん?別に迷惑かかんないし』
「そーだけど、少しは世の中をわかれ」
『じゃあどうすんの?』
「やっぱ、とりあえず担任だろ」
『うーん、頼りないんだよ、ももクロのCD学校に流すなんて、絶対ビビるし』
「そんな弱っちーの?」
『んーん、凄いガッチリしてて体育命だよ』
「いーじゃんか」
『でも、他の先生にいつもヘコヘコしてんだよ、絶対ムリ』
「はーーー、じゃあさ、音楽のさ○○先生知ってる?」
『しらない、音楽とってないし』
「そっか、行ってみ、あの先生お前のママの後輩だぞ、オレも知ってる」
『え!マジ!』
「うん」
『よっしゃーーー!』

 

姪っ子にはずっと内緒にしてきましたが、彼女が通っている高校の音楽教師は私の妹の後輩で、さらに私が高校時代にやっていたバンドでキーボードを弾いていた子なのです。

もちろん女子。
すごく可愛いメガネっ子で、ヘタクソなアマチュアバンドのライブに彼女目当ての観客だけで、とりあえず十数人は常に確保できていたほど。

 

なんか、非常にマズイ情報をリークしてしまったような気が、、、。

 

また、妹に怒られるか。

 

それとも、姪っ子が事情を話して、私に連絡が来て、あの、、、その、、、ねえ、ドラマなんかで、ねえ、あるじゃん、、、。

 

5~6年前に地元ピアニストの凱旋公演に行ったとき、たまたま再会し、“教師なんかやってると結婚できないんだよ” “ああ、オレもいまだに独身だよ” なんて会話をし、絶対なんか欠陥があるに違いない、それともソッチ系か、などと失礼なことを考えてしまうほどに相変わらず可愛かった。

 

よっしゃ、ガンバレ姪っ子!!!

 

ヤケボックイに火をつけろ!!!

 

って、元々何の関係もないのだから、ヤケボックイもクソもないのですが。

 

姪っ子が、学校で何をやらかすか、楽しみです。。。

 

ももクロ」の新曲流しまくったれーーー!!!