鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

こんなのも、また春の訪れ

今日夕方、“りょう(愛猫)” が、ヤマカガシ(ヘビ)を捕らえてきました。

 

鉛筆みたいなヤツ。
ドバミミズ(畑などにいる巨大なミミズ)かと思った。

子ヘビ、暖かさに釣られて思わず地上に這い出てしまったのでしょう。
ぼーっとしているところを一瞬の内に、最早空の猛禽、地上の、と並び称しても過言ではないほどの究極のハンターと化した “りょう” の餌食となってしまったようです。

春を通り越した暖かさを感じる暇はなかったでしょう。
“りょう” は、ヘビは食べませんので、動かなくなるまで遊び倒します。
シャチがアザラシを捕らえると空中に放り投げたりして散々もてあそびますが、あんな感じです。
かわいそう。。。

 

今日、昼過ぎ、あまりの暑さにふと室温計を見ると、30度直前でした。
どうかしてます。
どうした、日本、どうした、地球!
ヘビも間違うわ!

 

庭でヘビをもてあそぶ “りょう” を横目に眺めていると、突然シュッと風のように人影が現れ、獲物を奪われんと必死に猫パンチを繰り出し抵抗する “りょう” から事も無げにヘビをつまみ上げ。。。

はい!姪っ子(高2)です。

力の限り跳躍し奪い返そうとする “りょう” と、それを巧みにかわしながら裏山の原っぱを目指す姪っ子。

 

即、外に出て後をついていくと、原っぱについたところで、足元で必死に返せとうったえる “りょう” にぶら下げているヘビをよく見せておいて、サッと投げ、、、るふり。
ピューッと飛んでく “りょう” !
ヘビは用意していたハンカチに瞬間的に包み、消し去っていました。

原っぱで、え?どこ?どこどこ?な “りょう” を尻目に下の田んぼの草の茂った土手まで行き、放し、任務完了。

 

そう!ヘビの回復を願うならこれは正しい!
田んぼは日がな一日日が当たる場所にあります、そして山の中よりは餌となる生物の萌芽が早い、そして何より “りょう” は田んぼより山が好き。

トビなどの鳥にさえ注意すれば、この秋くらいには少し成長して “りょう” とリターンマッチできるかも。

たぶん負けるけど。

 

こんなのも、また春の訪れ。

 

明日は6時起きで近所の川の河川清掃です。
寝ずに行く。
漁協の手伝いです。

 

3月1日に渓流釣りが解禁となり、ヤマメ、イワナを求めて我が地元河川にもそれなりの釣り人が訪れています。
首都圏のナンバーも多いです。

でも、そうなると相変わらずなのが “ゴミ” 。
なんで持ってきたもの、持って返れねぇ!

 

ペットボトル、吸殻、なんてのはかわいい方で、放置された焚き火跡や、バーベキューの道具一式ほったらかしてあるのもある。
全国どこの河川敷も特別に許可された場所以外は、火を使ってはいかんのです。

それから、根掛かりで放置される、水中のルアー、フライ、というより 針、そして昨今の技術の向上でワイヤー並みに強力になったライン(釣り糸)。

普段、地元の子供たちが普通に遊んでいる川がこういう状態になります。

挙句、川で遊んでいる子供らを、魚が釣れなくなるとの理由で、容赦なく追い払う大人な釣り人たち。

 

もちろん、ほとんどの釣り人はこんなじゃありません。
ごく一部の大人です。
失礼ですが、年配の方ほど、川に対する思いやりは少ないように思います。
川は勝手に綺麗になり、勝手に魚が湧くと思っているようです。

若い方は、意外とそうではありません。
礼儀正しく、ヘタするとゴミ拾いを手伝い出す方も珍しくありません。

 

ごく一部の釣り人が、持ってきたものを持って帰り、法律を守り、根掛かりはきっちり回収し、子供がいたらそのポイントはスルーする程度の、普通のことをやってくれれば、

 

私がタマの休みに川の掃除なんかに付き合わされる理由はないんじゃーーー!!!!!

 

こんなのも、また春の訪れ。

 

そして、今週末で、姪っ子の高校2年は終了。
もう高校3年です。

 

止め処なく色々な思いが湧き上がる。

 

でも、まだあと一年、心の奥に留めておきます。

 

あと一年、大好きだと言う高校生活、楽しめ、悩め、苦しめ、泣け、そんなの今だけだ!

 

こんなのも、また春の訪れ。

 

変な春。。。