鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

姪っ子よ、お前は私の娘じゃねえ

今日、たずねて来た悪友と話しをしていると、この男がふいに何の前触れもなく、衝撃的な一言を言い放ったのです。

 

“○○(私)さぁ、話し方が○○ちゃん(姪っ子(高3))にそっくりだよな” 。

 

なっ?はえっ?????。

 

なんですとーーーーーっ!!!!!?????。

 

しかも、姪っ子の口調や口癖などが私に似てきたとか言うことではなく、“私が” 姪っ子によく似ていると言うのです。

つまり、話し方に姪っ子的ガキっぽさがあると。

 

「どこが?」
『どこって言われても』
「くだけて話してりゃガキっぽくもなんだろ」
『ならねえよ』
「別にいいじゃんか」
『悪りいとは言わねえけど、取引先とかと話しててポロッと出ちゃったらまずいんじゃね』
「バカか、出ねーし」
『ほら!そういうの!』
「うっ、、、」

 

元々我が群馬特有の口の悪さを地で行っている私ですが、姪っ子に似ているというのは、なかなかに衝撃的でした。
せっかく歳を重ね積み上げてきた “ジェネレーション・ステージ” が一気に下がってしまったような。

姪っ子が私に似ていると言うならともかく、私が姪っ子に似ているというのが何とも悔しい、納得しがたい。

 

そうこうしている内に姪っ子が拉致して行ったアヒル(id:okko326 さんにいただいたもの)を返還しにやってきて、

 

『あっ●●さん(我が悪友)こんにちは』
「○○ちゃん怪我したんだって」
『はい、チャリで転んじゃって』
「○○ちゃんがチャリで転ぶなんてあり得ないな、見たかったよ」
『やだぁ!』

こ、こいつ、“やだぁ!” とキタ、何色気づいてやがる。

「はいこれ、お見舞い兼進級祝い」
『え?そんな!いんですか!?ありがとうございます!』

おいおい、コイツは今「ももクロ」のニュー・アルバムごっそり買い込んで、懐がピーピー言ってるはずだぞ、絶好の餌食だ。
ってか “兼” の意味わかんのか、ねぇ、“兼” 。
そして姪っ子、

『ジャイアンツ絶好調ですね』

ぎえぇぇぇぇー、そんな “ご機嫌取り砲” 装備してたんだ。

「そうそう、毎日酒が旨いよ、おじさんもご機嫌でしょ」

私のほうをチラと見やり、

『あのね、札幌行けなかったからずっと落ち込、、、』

ハイ!そこまでーーー!

 

悪友に、

「お見舞いありがと、お前、話済んだんだからさっさと帰れ」
『帰るよ、じゃあ、ま・た・来・る “し” 」

ぐ、、、もう家の修繕はお前には頼まねえ!

「○○ちゃんまたね、あ、これあげるよ」
『何ですか?』
「まだチャリ乗れないんだろ、タクシーのチケット、うちの事務所のだから少しだけど使いな、タダで乗れるよ」
『わーーー、ありがとうございます』

ぎゃはははは、ふん!いつも飲み屋のねえちゃんにバラ撒いてるヤツじゃんか。
姪っ子と夜のおねえさん方を一緒にするな。
彼女らは仕事なんだぞ、お前があちこち連れ回すから、帰りの足を保証するくらい当たり前だ。

姪っ子はそうじゃない、甘やかすな。

 

姪っ子からアヒルさんを奪還し、

 

「お前さ、タクシー使ってまでわざわざ来んな」
『えーーー、アヒル返せって言ったから』
「別に今日じゃなくても後で寄るし」
『いいの、これっ』

そう言って、「ももクロ」のニュー・アルバムを1枚手渡してきました。

「ん?通常盤?おい!A(初回盤A:ライブCDが同梱されている)よこせよ」
『やだ!2枚しかないし』
「ちょちょちょ、オレいくら出した?」
『3,500円』
「通常盤いくら?」
『2,800円』
「お前、、、Aよこせ!」
『ジャケかっこいいからヤダ!』
「じゃあ700円返せ」
『セコい、●●さんタクシーまでくれたのに』
「タクシーは貰ってねえ、んんん、じゃあいいや、1回聴かせろ」
『後で持って来る、でも返してね』

 

なんだか、面目丸つぶれになりそうな、危険な夕方でした。

 

姪っ子は、8日から高校3年生になりました。

 

でも何も変わっていません、、、たぶん。

 

ただ、昨夜、出張先の宿に妹(姪っ子母)から電話があり、進級して早々、時間のあるときに進路のことで聞いて欲しいことがあると言われたそうで、私に、何を吹き込んだんだと言ってきました。

 

ははははは!

 

本人に聞いてみろ、いつまでほったらかしじゃ通用しないぞ、いよいよ、今こそ親の出番だ、じっくり話聞いてみ、妹よ、お前がビックリするほど事は進展してるぞ。

 

楽しみじゃないか。

 

絶対 あきらめない WE ARE ーーーーー!

 

I AM。