鉛の風船

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ももクロ西武ドーム公演、衝撃のUST中継

先ほどまで、目の前のソファーで姪っ子(高3)が、燃え尽きて真っ白になっていました。

 

今日と明日の2日間、西武ドームで「ももいろクローバーZ」のライブがおこなわれています。
昨夏、私が病院の狭いベッドで日々思いを募らせながら、ついぞかなわなかった西武ドーム公演、今回は夏を待たずに2度目です。

 

今回の公演は、私の仕事の都合(私だっていつも遊んでいるわけじゃないんです、えへん!)や、姪っ子が進級したばかりなのを理由に母親からダメ出しをくったこともあり、泣く泣く諦めました。

 

しかし、一日目の今日、13日の公演が、なんといくつかの地方独立局で生中継されたのです。
2時間という枠なのでフルではありませんが、それでも有料公演をテレビで生中継してしまうとは、「ももクロ」運営サイドも局も狂ってます。

プロデューサー、絶対「ももクロ」ファンです!

素晴らしい!!!

 

仕掛けているのは、西武ドームと聞けば居ても立ってもいられない “テレ玉” こと「テレビ埼玉」。
この局は、番組に「ももクロ」が出演していたり、CMなしで延々ライブ映像を流してしまうなど、利益度外視で「ももクロ」を推している異常な、、、いや、ステキな局なのですが、今回はそれが他の局にまで波及していました。

ぎふチャン岐阜放送)」「KBS京都」「サンテレビ(神戸)」が「テレ玉」に乗っかったのです。
うーん、いいよいいよ!みんなステキ!

くーーーっ、「群馬テレビ」め、あれほど言ったのに(職員の友人に言っただけ)、何でこの日のゴールデンタイムに「グッド・ウィル・ハンティング」を放送する。
確かにいい映画ではあるし、ある意味タイムリーかもしれないけど、ねえ!鈍感なんだよ!

お隣の「テレ玉」がとんでもない視聴率を稼いでしまっていること気付かないわけもないでしょう。

 

そして、放送時間が終わっても「ももクロ」項例の長ーーーいライブはまだまだ続く。

 

さすがに「テレ玉」圏にゴールデンタイムにお邪魔してテレビを占拠出来るような友達はいなかったらしき姪っ子はウチに来てふてくされていたのですが、友達からかかって来た電話、“USTで西武のアンコールやるみたいよ” これで、一気にテンションMAX!

 

私も一緒に観ました。

 

アンコールの30~40分ほどだったでしょうか、その瞬間、モニタ越しに西武ドームを観ている自分を心底呪いました。

 

今まで散々無い語彙を絞り「ももクロ」を絶賛してきましたが、もう、枯れ果てました。

 

どこまで行くんだ、この子達。

凄いとか、凄まじいとか、そんな使い古された言葉では表現しようのない、時限の違うレベルに行ってしまっていました。

姪っ子と二人で泣きました。

 

メジャーどころの “てだれ” を集めた「ダウンタウンももクロバンド」をバックに縦横無尽に歌い踊り煽りまくる5人、、、以前 “日産スタジアム” が一つのピークと書きましたが、とんでもない間違いだったかもしれません。

 

国内最大級の会場に “たったの” 7万人集めるのなんて、彼女らにとってはほんの通過点なのかもしれません。

 

そして、いつもと変わらない、深く長いお辞儀、、、。

 

大丈夫だ、この子達はまだまだ次の次を観せてくれる。

 

そんなわけで、姪っ子は、USTを観て、真っ白になってしまったのです。

 

姪っ子に。

「ねぇ、おい、大丈夫?」
『あ、“おっちゃん” も観てた?』
「横にいたじゃんか、へーき?」
『しおりん、変だった』
「ああ、きつそうだったな」
『どしたんだろ?』
「あのね、彼女だって普通の女子なんだから調子悪いことくらいあるでしょ」
『そうだけど、ガイシんとき凄かったのに』

ってか、17時に始まって21時半過ぎるライブって、どうかしてる、さすがの「玉井」さんも疲れるし。

『・・・チケやっぱ安いね、へへ』

 

だ・め・だ・・・余裕決めている間に「ももクロ」はどんどん先に行ってしまう。

 

仕事もリハビリも勉強も気合入れて、追っかけないとな、ねっ!姪っ子、、、おーーー!!!