鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

人は見た目じゃ全くわからない

ちょっとしたぎっくり腰に見舞われ、若干苦しんでおりました。
もう平気。

 

うーん、弱くなった、楽器屋時代は300kg近いアップライト・ピアノも平気で二人して担いで納品したりしていたのに。

 

月曜日、車で走行中、後部座席のブリーフケースを取ろうと体を捩り、持ち上げた瞬間、グキッと。
少ない仕事のスカスカな書類しか入っていないあんな軽いバッグで。

 

で、ちょっと運転がままならなくなり、若干の蛇行をしながら目に入ったある小学校の裏門の通りに車を寄せて止まったのです。
ここなら、毎日送り迎えの保護者の車でいっぱいだろうし、少しくらい止めて休んでいても大丈夫だろうと。

 

ところが、さっきから私の後ろをずっと走っていた黒いレクサスが私の車についてきて、後ろにピタッと止まり、すかさず、ちっこいサングラスをかけたいかにもソレ系の、ガタイのいい、絶対にお知り合いにはなりたくないファッションの方が降りてきて、

“てめーーーっ酔っ払ってんのか!狙ってんじゃねーだろーな!”

とかどやされるかと思いきや、そのヤー・・、世間のゴ・、ごほん、ちっくな方が、

“私、●●病院の看護師です、大丈夫ですか?”

と。

 

えーーーーー!!!!!
見た目と職業違い過ぎるだろ!
看護師が黒いレクサス乗るな!
最近はあの商売の方々もベンツじゃなくて国産車らしいし!
金縁豆グラサンするな!
特定のご職業御用達なイヤ過ぎる柄のシャツ着るな!
ゴジラの背中みたいなワニ革の靴履くな!
イチローひげにするな!
一般人をビビらすな!

 

って、個人の自由、大きなお世話ですね。

 

タオルを丸めたり、座席を調整したり、親身に対応してくださり、そのままかかりつけ医まで行くことが出来、事なきを得ました。

 

そんだけの話です。

 

今は回復してこれを書いています。

 

改めて自分の目の節穴っぷりを実感しました。

 

でもあの見た目のインパクトは多分本職の下のほうの方々だったら思わずウッッス!!!とか言ってしまいそう。

 

何処に行こうとしているのか、今度じっくり話してみたいです。

 

脅し要員とかのバイトでもしてなきゃいいけど。。。