鉛の風船

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Z女戦争

ももいろクローバーZ」のニューシングル「Z女戦争」です。
「乙女」ではありません、「Z女」です、でも “おとめ” と読ませます。

 

リリースは今日なのですが、昨日、姪っ子(高2)が学校帰りにフラゲして持って来ました。
予約してあった分、各2枚ずつ、計8枚、ごっそりと。

 

1枚置いていったので、聴きまくっています。
カップリングの「PUSH」は「YouTube」に公開されていたMVを何度も見ていたので聴いたことがありましたが、タイトル曲の「Z女戦争」はMVが公開されていたことに気付きませんでしたので初聴きです。

 

いや~もう!
1聴しただけでやられました、もってかれました。
大好きです。

 

書きためてたメロディを “エイヤッ!” と大放出して片っ端からつなぎ合わせてしまったかのような、どこをどう切ってもおいしい懐かしメロ満載の金太郎飴のような曲。
不思議な世界観の歌詞と次々繰り出される贅沢なメロディのオンパレード。
気付いたときには、脳内が “りん、りんりんりりん” の無限ループ。

 

作詞、作曲の「やくしまるえつこ」さんは、CDショップ大賞絡みで名前だけは知っていましたが、曲は聴いたことがなかったと思います。
なかなかやりたい放題な曲、書きますね。
常人離れした感性をお持ちの方のようです。
いいです。とてもいいです。もっとやっちゃってください。またお願いします。

 

そしてアレンジとミックスがまた、心地いいったらない。

ちょっと懐かしい使い古された感のあるストリングスとホーン、シンセ、そしてグニャグニャしたギター、たまりません。
こういうのを、何の先進性もないとか単なる焼き直しとか言ってスルーしていたらもったいなさ過ぎる。
ニヤッとしながらシンプルに楽しめばいいんです。
時代が変わろうがなんだろうが、心地いいものは心地いいのです。

とどめはドラム。
ベードラとスネアとハットの音がとにかく絶妙。
好きなんですよ。こういう音。
シーンに合わせて生音感と打ち込み感を意図的に区別してるのも面白い。
スネアの音なんか思いっきり使い分けてますね。

特に、Aメロのドラム、スカンスカン抜けるスネアとゴーストノートがステキすぎて、そこにローなハットとベードラが絡んでくるんですから。
だ・め・だ・・・カッコ良すぎる。

 

ブリッジのアカペラ・パートから一気にエンディングへなだれ込む怒涛の展開で完全に出来上がりです。
ちょっと泣いたね。曲聴いてウルッと来るなんて何十年ぶりか、、、です。

 

「ももクロ」の皆さん、聴かせるようになりましたね。
私にはしっかりと届きましたよ、“最上級のhappiest” が。

 

先生、先生、、、今使っている容赦ない薬よりこの曲の無限ループのほうがはるかに威力があるような気がするよ。
“G” なんて「あーりん」と「玉井」さんが “ワニバズーカ” で撃破してくれるよ。

デストローーーイ!!!

今の私に、
“いいかお前ーーー!これでどうだーーー!病気だからってウジウジしてんなーーー!”
と「ももクロ」が突きつけてきた強烈な煽りのような1曲。
「玉井」さんのドヤ顔が一瞬目の前に “3D” でした。

 

この前姪っ子が来たとき “りんりんりんりん” 鼻歌を歌ってたのはこれだったのね。

 

イヤホンじゃなくて、自宅のコンポで爆音で聴きたい!ライブで見たい!
退院したら爆音で鳴らし続けて、“はたらこー、はたらこー” と鼻歌歌いながら畑仕事している隣のじいさんを今度は “りん、りんりんりりん” に変えてやる。

 

しかし、姪っ子よ、なぜにポケモン・ジャケのやつを置いていく?
恥ずかしくてそこらに置いておけないじゃないか。
裏ジャケ見るたび、CDケース開くたび、ニヤついちゃってしょうがないじゃないか。。。
完全に危ないおっさんです。

 

彼女は、例によって「玉井」さんのトレカを8枚も手に入れてニヤニヤしながら眺めていました。
全部同じデザイン。
自分と同い年の女子だぞ。

 

大丈夫か???