鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

エイリアン様、御滞在中

お腹を壊した。
完全に冷たい飲み物のとりすぎです。

 

3ヶ月近くも付き合っている、喉に負担の掛からない流動食のような食事は、胃腸にも負担が少なく、そのため甘やかされ怠け続けてきた私の消化器官達はキンキンに冷えた美味しいソフトドリンクの波状攻撃に耐え切れず、ついに悲鳴を上げてしまったようです。

 

今までは飲もうにも子供のいない家ですからそんなに飲み物があるわけではないし、買いに行くのも面倒なので、スポーツドリンクを適度に飲むくらいで済んでいました。

しかし数日前から、様々なメーカーの様々な種類の飲み物のペットボトルが私の部屋と台所の冷蔵庫を占拠しています。
あれば飲みたくなるのは心情。
ここ数日の戻ってきた猛烈な暑さに負けてついついがぶ飲み。

 

大量のペットボトルの犯人は姪っ子(高2)です。

 

先日の日曜から泊まりに来ています。

“お盆だからばあちゃん家に泊まりに行って来る” なんてのは口実。
夏期講習が終わったのをいいことに、口うるさい母親の目を逃れて好き放題 “ももクロ三昧” するのが目的。

母親がばあさんに渡すよう彼女に預けた、“何か精のつくものでも食べてね” 、なお金をばあさんがそのまま彼女に小遣いとして渡してしまったものだから、コンビニに行ってはお菓子や飲み物を大量に買ってくる始末。

それらに囲まれて夜中まで、CD聴いたり、DVD/BD観たり、CS観たり、ペンライト振ったり、PC使ったり、UST観たり、もうやりたい放題。
至福の日々。
私の部屋を “ももクロ仕様” にしたのは、この数日を快適に過ごすための環境作りだったようです。

SF映画の地球征服をもくろむエイリアンみたいなヤツだ。

夏休みの終わりにお前が体重計に乗って真っ青になっている姿が思い浮かぶぜ!

 

「お前さ、宿題いいの?」
『ノープロブレム!』
「ほんと?後でママにオレが怒られるんだぞ」
『へーき、“おっちゃん” 人の心配してていいの?』
「なにが?」
『全然仕事してないじゃん』
「ぐっっ、、、お盆だからいいんだよ」(実は退院後、受注状況がまだ以前のレベルに戻っていない、要するにヒマ)
『ふ~ん』
「それよりお前、洗濯くらいばあちゃん手伝え、お前やたら着替えるから洗濯物がハンパないぞ」
『だってやるって言ったら、何されるかわかんないからいい、って言ったもん』
「・・・じゃあさ、オレの食事作れ」
『ばあちゃんがやってるじゃん』
「オレのは特別なの、ばあちゃん達と一緒のもんは食えないんだよ」
『へー』

 

私はまだ通常の食事は許可されていないので、病院から渡されたマニュアルを参考に作る必要があるのですが、ばあさんには難しそうだし面倒なので、退院以来ずっと自分で作っています。
それを姪っ子にやらせようと思い立ち、“ムリ” と一瞬で拒否されるのを承知の上でマニュアルを見せると、しばし目を通した後、

『面白そう!』
「へっ?」
『やったげる』
「あの~子猫の餌じゃないからね、別に面白いとかじゃ」
『こういうの好き!』
「そーなの?ホントに平気かよ」
『これでも一応、管理栄養士目指してんだよ』
「えーーーーー!!!メチャクチャ初耳だよ!」
『だって誰にも言ってないし』
「ママは?」
『まだ、でもそろそろ言う』
「お前、管理栄養士って国家資格だぞ」
『知ってる、まだ、なりたいな、くらいだけど』

心底びっくりしました。

 

姪っ子の口から “管理栄養士” なんて言葉が出ること自体びっくりなのに、現実的かどうかはともかく将来についてとりあえずまともな目標らしきものがあったなんて。
腰が抜けるかと思いました。

 

ももクロももクロ” なヤツでも少しは成長してんのかな?

 

まあ、そんなこんなで、何とか微妙な “病人食” を食べさせてもらっています。
ん???、まさかお腹壊したのアイツが作ったもののせいじゃないよな?

 

明後日はサマソニです。
ももいろクローバーZ」です。

タイムテーブルを見ると「フーバスタンク」は見られそう、「ジャミロクワイ」は途中までかな、「ニューオーダー」は後半だけ見られそう。

まさか、「ももクロ」を中心にタイム・スケジュールを検討する日が来ようとは、、、。

 

そして9月末は「ももクロ」長崎公演。

せっかく長崎に行くので、写真を撮ってきたい。
でも、私に写真を撮らせるとすべて台無しになるのは友人知人誰もが知っている事実。
今ウチにあるのは随分前の「イクシ」、PCを買ったときの懸賞で当たったもの。

最初の頃こそ面白がっていたが、あまりに下手なので、じいさんに譲ってしまった。

 

とりあえず、スマホ・カメラで悪あがきして来ようかな。。。