鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

ついに、一線を越えてしまった

先の日曜日、「ももいろクローバーZ」のファンクラブに入会してしまいました。

 

ついに、一線を越えてしまった。
そろそろ50にも手が届こうかというおっさんが。
相手は、姪っ子(高2)と同世代の女子高生を中心とした5人組。
クラブ名は「ANGEL EYES」。
ゴールドカード(会員証)と白いベレー帽が貰える。
ログインするとお気に入りのメンバーがいつもニコニコ待っていて、メールなどで最新情報を教えてくれるらしい。

 

きっと負けだ。
私はもうダメなんだ。
危ないおっさんなんだ。

市内や県内で何かことが起きると、きっと警察が事情を聞きに来るんだ。
“あなた、年甲斐も無く女子高生アイドルのファンクラブに入ってるんですって” とか言って。
その時に、えっ?私はアイドルになんて興味ありません、とか言い訳しても無駄なんだ。
姪っ子がまだ片付けていない、むしろフィギュアとか増えている、いまだ「ももクロ」だらけの部屋を見られれば終わりなんだ。
そうすると、田舎だからアッという間に数キロ先まで噂が駆け巡るんだ。

近所の、小さい頃いつも姪っ子に泣かされてた酒屋のせがれも、何でもあるのに欲しいものが一つもない商店のおばちゃんも、基本米屋なのに変なブラウスとかワンピースとかセーターとかサンダルとか売っているカオスな店のばあさんも、いつも規格から外れた野菜を持ってきてくれる農家のじいさん、ばあさん、同級生も、みんな目をそらすんだ、

挙句、姪っ子が “おっちゃんってそういう人だったの” って冷めた目で私を見るんだ、、、。

 

確実に負けた。

 

いーやーーー!!!

 

って、ん?
何か違う。
負けた?誰に?何に?
なぜにこうなった?

 

・・・・・。
すべてお前のせいじゃないかーーー!

 

姪っ子が「ももクロ」のライブ「女祭り」に行きたいとか言い出して、それを阻止し、じゃあ年末のSSA公演は確実に行くということで、そのチケット争奪戦を勝ち抜くためだと、まるで丸め込まれるように入会させられた。

そうです。
ここ重要です。
非常に重要です。

 

私は、自らの意思で入会したのではなく、

 

“入会させられた” 、のです、姪っ子に、あくまでも。

 

でも「女祭り」に次いでおこなわれる「男祭り」には行きたいという思いは隠し切れず、そのチケットが取れる可能性が少しでも上がるかも、という目論見があったことは否定しません。

 

コメントをくださる方々も “入りましょうよ” とか背中を押してくださっていましたし、実のところそんな清水の舞台から飛び降りるような覚悟で入会したわけではありません。

 

本当にチケット入手の可能性をわずかでも高めるためですよ。
ホントですよ。

 

昨年夏の「よみうりランドEAST」のライブに姪っ子にいやいや付き合わされて行ったのが「ももクロ」初体験。
なかなかに衝撃的ではありましたが、所詮子供5人、まるで別世界だとそのまま封印していました。

少し様子が変わるのがシングル「労働讃歌」のリリース。
これはハマった、いまだにヘビロテ。

そして、身を切るような寒さの中、またしても姪っ子に付き合わされ、あまり気乗りせずに行った昨年末のSSA、そのときの圧倒的なライブ・パフォーマンスで私の頭のネジは5~6本すっ飛び、それきり戻って来ていません。
間違いなくSSAの奈落に転がっているはず。

この時、なんとしても横アリは行くと決断。

 

そう、初めて「ももクロ」のライブを体験してからまだたった1年です。
姪っ子の暴走っぷりのせいも多分にありますが、それでもこんな状況、経験初めてです。

 

魅力?
それは人それぞれでしょうが、私は、「ももクロ」が発する途方もないエネルギーや存在感、吸引力に圧倒されるし、面白いし、心地いい、そしてなによりライブに集まるファンの方々を見ているだけで、この上も無く平和な気分に浸ることができる。

ももクロ」ライブ現場、こんなに楽しい空間は今どきそうはありません。

 

だから、ファンクラブ入会です!

とびっきり楽しい方々と同じ楽しさを共有するのです!

 

えっ?ファンクラブのお前のログインページで待っているのは誰かって?

 

うぇへへへへ~、内緒です。。。