鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

長崎なう 初日 マイペースでゆったり

とりあえずメモ代わりに。
帰宅後、じっくりまとめます。

 

とにかく何も知らずに、ロクに調べもせずに来たので、驚きの連続です。

 

12時過ぎに長崎空港に到着しました。
天気は上々。意外と湿度が低いようで、サッパリしていて気持ちいい。

長崎空港って海の上にあったのね、知らなかった、、、。
しかも世界初の海上空港だそう。
これだけの平地を陸地に確保するのは難しかったんでしょうね。
で、大村湾、遥か彼方四方八方どちらを見渡してもうっすらと山並みが見える。
どう見ても巨大な湖じゃ、、、ここで地図を取り出し確認すると改めて長崎県の複雑極まりない海岸線に驚愕。

あっ!気付いちゃった!長崎市内行くのも、ハウステンボス行くのもそれほど変わらないんじゃ?
いやいや、ここはガマンガマン。

 

空港からはバス。
13時過ぎに長崎駅前に到着しました。
長崎空港、意外と遠い。
そして、タクシーでホテルまで。あっという間。
街を見ながら歩いてもよかったかな。

 

タクシーの運転手さんが、ホテル近くの中華街で今日から“中秋節”というお祭りがあると教えてくれました。
ホテルJALシティ長崎」にチェックイン。

 

少し休んで「グラバー邸」へ。

えっ???あまりにたくさん邸宅があってびっくり。
「グラバー」さんスゲエな、どんだけ志士たちからむしり取ったんだ、とか思っていると、「グラバー邸」はあくまで「グラバー園」という大きな括りの中の一つだと知る。
何にも知らなかった私、恥ずかしい。
ここはあくまで「グラバー」さんのお家一点張りで。

ここで、彼が長州や薩摩、土佐の連中と闇取引をしていたのかと思うとゾクゾクし、id:okko326 さんがおしゃられるようにまさにタイムスリップしそうな、不思議な感覚にとらわれました。

しばらくボーっとしてしまい、

“ここ何?家しかないの?人ん家覗き歩ってるみたいね、ガハハハハ!”

という、おばさん(と言っても私と同年代くらい)の集団の強烈な会話に引き戻されるまで時間を忘れていました。

タクシーの運転手さんが夜景が綺麗だと言っていたので、暗くなるまで居ようと思ったのですが、疲れていたこともあり明るいうちに下りました。

 

そして、そのまま来る時に見つけた「大浦天主堂」へ。
しかし、拝観の受け付け時間終了ギリギリだったので、サッと見ただけ。
外観は思っていたより小さかった。
何の根拠もなくもっと巨大で、荘厳な建物を想像していました。
でも、美しい教会でした。

「お元」はどこ?
ドラマと史実がごっちゃになってしまった私、、、。

この辺りはお土産屋さんがたくさんあって、もう “ザ・観光地” な趣なのですが、地元の方々、シーズンには観光客で溢れかえると思われる中、それを尻目に毎日ミサに通われるのでしょうか。
なんだか申し訳ない気も。。。

だって、観光客だらけの教会で、ミサ、できませんよね。

ハイ!余計なお世話ですね!失礼しました。。。

 

その足で、夕食がてら、中秋節を見物に。
「中秋」というくらいですから恐らくは満月をイメージしたと思しき提灯(後でこれをランタンと呼ぶのだと知った)がたくさん飾ってある。
でもそんな大きな祭りではないみたい。
人もそれほど多くないし、肩がぶつかるとか程遠いレベル。
10月1日が最終日らしいのでこれからどんどん盛り上がっていくのだと思います。

 

夕食は、中華も迷ったのですが、今日のところは簡単に、喉に無難な刺身をチョイス。
思いっきり地元相手な店でしたが、さすがに旨かった。
飲めないのがホントつらい。
ハッキリ言って食い物旨い。我海無し県とはまるでレベルが違う。
これ、、、飲まずに4日間過ごせるか?

それから醤油、milk さんにアドバイスいただいていたのですが、たしかにむちゃくちゃ甘い。
我群馬は関東でも指折りの辛口好きなので、これは衝撃的。薄い麺つゆかと思った。
でも、病後の喉への刺激をあれこれ指摘されている私にはちょうど良さそうです。
血圧高めの母にもいいかも。
長崎のお醤油、買って帰ります。

それにしても、こんな遠くまで来て、一人の夕食は味気ない。
昼間は一人だと好き勝手行動できていいのですが、夕食だけは人恋しくなります。

カウンターの隣に座っていた若い男性、

『お仕事ですか?』
「あ、いえ、観光です」
『今の時期は~、、、???』
稲佐山でイベントがあるんです」
『ああ!聞いてます!土曜日!』
「そうです」
『その日は車が規制されてますよ』
「ホントですか?」
『はい、どんなイベント?』

思わず話し相手ができました。
ライブ当日、稲佐山へ車で行くのは遠慮しろと言われているそうです。
なんだか、凄い!

 

明日は、アイツが、台風より厄介な姪っ子(高2)が乗り込んできます。
でもそんなの放っといて、早起きしてあちこち行きまくります。

 

長崎市内から長崎空港は40~50分かかるので、絶対に迎えになんか行きません。