長崎なう 三日目 稲佐山不完全燃焼？

とりあえずメモ代わりに。
帰宅後、じっくりまとめます。
苦手な写真も時々ですが頑張って撮ってます。
まともなのがあったら後で載せます。

初日も昨日も長崎の街を歩く際、意識して遠回りし、山側の、いわば生活道路と思われるような道を選んで、見たことのない街の顔を堪能して来たのですが、今日、ふと、唐突に既視感を感じました。

理由はすぐに判明。
尾道でした。

思い浮かぶんですよ、「大林宣彦」監督の作品やNHKの「てっぱん」初期のシーンが。

そして昨日、長崎駅で姪っ子（高2）と合流後。
駅ビルで食事をし、、、って、コイツ、ランチビュッフェだったのをいいことに食うわ食うわ、洋風アレンジの角煮なんて食いまくっていました。
女子御用達っぽいレストランでしたが、どれもやさしい味で、美味しかった。
お店の名前、印象が薄くて忘れました、、、。

その後、興味ないという姪っ子を引っ張って「平和公園」へ。

長崎の「平和公園」というのは、あの有名な天（原爆）と水平（平和）を指差す「平和祈念像」がある場所のことだと思っていたのですが、広大な範囲にある様々な施設およびそれらを擁する公園の総称だったのですね。
常識？無知な私、、、。

陸上競技場やサッカー場などもあり、我愛しのジャイアンツも試合をしたことのある「長崎県営野球場」もその一部。
凄い。

「平和祈念像」の、そのまだまだそれほどの時が刻まれていない真新しい地肌に驚愕し、「浦上刑務支所跡」の壁の残骸に言葉をなくし、高まる心臓の鼓動を必死で抑えていると、姪っ子が、

『“おっちゃん” 泣くの？』
「へっ？」
『その感じ、泣くパターンだよ』
「うるさい、お前、これ見てなんも感じないの？」
『よくわかんない、習ったけど、広島と合わせてたぶん1ページだよ』
「ああ、オレなんか学校で習ったかも覚えてないな」

そして、時間もあまりないので、「長崎原爆資料館」へ。
ここはもう、言わずもがなの超衝撃的な施設。

展示品、資料、、、これが現実に起きたことだとは、にわかには信じがたい！
驚くとか悲しむとか怒るとか、そんなちっぽけな感情なんて湧き上がる間もなく、ただひたすら受け止め、受け入れ、心の奥底に刻み付けるしかない。
たった67年前の現実。

そして、驚くべきことは、あの姪っ子が、あの「ももクロ」しか興味がないヤツが、ハンカチ片手に呆然と見入っていたこと。
コイツも人間だったんだ、普通の日本人だったんだ。。。

で、今日！

「クローバーEXPO」無事開催ーーー！！！

姪っ子が朝7時前に、まだ寝ていた私に電話をかけてきて、

『はやく起きて！』
「うぅぅぅ、何？」
『遊び行こ！』

てっきり、例により物販目当てで早朝から稲佐山に行くのかと思いきや、

『グッズ？つまんないからいらない』
「へ？そーなの？」
『うん、知らないアイドルとかと一緒だし』
「ふーーーん」
『船乗りたい！』
「ふね？？？」
『長崎は船だよ』
「え？聞いたことな、、、」
『ペリーとかさ、黒船とかさ』
「お前、すんげえ勘違いしてるぞ」
『だって出島でしょ』
「グチャグチャなんだよ」
『いいじゃん、船乗りたい！』

物販に並ぶよりは遥かにいいので、長崎港周遊みたいな手近なのがないかフロントで調べてもらったのですが、午後早い時間に稲佐山に向かうという予定に合うのがない。

ここは、明日船に乗せてやるとテキトーに言いくるめて、お土産を買いに長崎駅ビルに行きました。

そしてついに、今回、長崎に来た最大の目的。
「クローバーEXPO」における「ももいろクローバーZ」のライブ。
デカ箱とせいぜいサマソニの経験しかない私には、シンプルで、新鮮なステージでした。

でも、姪っ子は、その、シンプルで、懐かしい曲やカバーを披露した今回のステージは若干不満だったようす。

『いまさらハローグッバイとかもういいよ、カバーはいいよ、なんで後ろ見ちゃうんだよ』

彼女の心情はよくはわかりません。
ただ、確かに今回のステージに、いつもの有無を言わさぬ圧倒的なパワーは感じられませんでした。
彼女たち独特の呆気に取られるような演出もありませんでした。

冒頭からの流れで、アイドルに徹していたのかな？

シンプル、新鮮、と言いましたが、ようするに保守的でした。

「ももクロ」初見で今回のステージを観ていたら、私はそれほどのめり込まなかったと思います。

でも、長崎まで来た価値は十分にある、楽しいライブではありました。

詳しいことは、後で書きます。

さて、明日、30日、日付ではもう今日。
雨はさほど降らないが、風が強いそう。

どうする？

即離脱？ハウステンボス？うーーーん！あー！！！