鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

“ふっくりんこ” がやってきた

いらっしゃい、ふっくりんこ!

 

先日、たまたま北海道産米「ゆめぴりか」をいただいて、その旨さに感動し、お取り寄せしたのですが、id:okko326 さんが「ふっくりんこ」というなんともカワイイ名前のお米を推していたので一緒に注文しました。

共に、10kgづつ。

 

お米界のアイドル「ふっくりんこ」と道産米日本征服計画の急先鋒、堂々 “特A” の「ゆめぴりか」。
現在、勃発している “ブランド米戦争” に殴り込みをかけるツートップ。

 

近所の、“コシヒカリだけが米” なじいさんも「ゆめぴりか」には一目置いていました。

 

今日、最近頻発する熊目撃情報にどう対処するか、という町内会合に行ってきました。
じいさんばっかの中に、還暦前は私一人。

 

“この前、○○んとこの柿の木に爪痕があった”
“オレんとこは、山芋食われた”
“そりゃ、しし(イノシシ)だ”
“市に言って猟師頼むしかねぇ”
“あれ、撃ったやつどうすんだ?”
“市が焼却処分するみてぇだな”
“もったいねえ”
“おい、○○ほんとか?”

と、私に話を振る。

「市が焼却するんじゃね」

“もったいねぇ”
“何考えてんだ!”
“オレが ‘い(たぶん熊の胆のこと)’ もらう”
“オレんとこは手もらう”
“待て、オレんとこも手だ”
“オレもだ”
“じゃあ、手はくじ引きだな”
“肉は町内で分けっか?”
“ ‘い’ だの手は猟師がくすねるんじゃねえか?”
“○○、お前さん鉄砲ぶちだろ、撃って来い”
“あんあん、もう目が見えねんで何撃つかわかんね”

 

くっ、、、、、このじじい共、熊の被害をどう回避するか、の会合で、すでに獲った熊をどう分配するかで盛り上がってやがる。

 

そして、となりにいた米農家のじいさんに、

「“ゆめぴりか” って米、知ってる?」
『ああ、ありゃうめえな、農協で食わされた』
「へー!」
『お前、○○んとこの米食ってんだろ』
「うん」
『浮気したか』
「うるっさいな、たまたま食っただけだよ」
『あの米がもちっと(もうちょっと)安くなったらコシ(コシヒカリ)やってる(生産してる)連中、厳しいど』
「そっか」
『せめえ田んぼでいつまでやってたって道産にはかなわねぇ』
「ふーん、そんなもんか」
『お前らがいつまで地産の米食いたがるからやめられねんだ』
「はぁ?」
『さっさと “ゆめぴりか” でもなんでも乗り換えて楽にさしてくれ』

 

これが、地方の小規模農家の現状みたいです。

 

さあ、明日は「ふっくりんこ」食べちゃうぞーーー!

 

って、明日(日付では今日)から入院じゃないか、、、。