鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

ペイジ、カワイイよ、ペイジ

先日、某よみうり新聞に「ジミー・ペイジ」のインタビュー記事が載っていたのですが。
ツェッペリン」のCD、DVD/BD「祭典の日」のプロモーションで来日したときのものです。

 

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記事自体は非常に浅いものだったのですが、その中に彼が「(映像)監督が、笑顔を強調し過ぎているかもしれない」と言っていた旨、書かれていて。

 

大爆笑しました。

 

ご存知の方も多いと思いますが、「ペイジ」はこのとき、当然様々なメディアのインタビューを受けていて、「渋谷陽一」のインタビューも受けているのですが、それが「ロッキング・オン」誌に載っていて、そこではもう、「あの監督は、笑い顔と足の画を入れ過ぎ、笑い顔フェチだ足フェチだ、やり過ぎだよ(要約)」と執拗に突っ込んでいるんです。

それを新聞のインタビューでもしつこく言うとは。
記者がオブラートに包んで記事にしただけで、恐らく同じようにウダウダ言っていたんじゃないかと思います。

私は、以前のエントリーで、リラックスしていて楽しそう、と書いたのですが、彼には気に入らなかったようです。

 

もぉう!
いまさらそんなロッカー(死語)ぶるなよ!
実際、嬉しくて、楽しくて、やりやすくて、ついついニヤついちゃったんだろ。

足がなんだってんだ、下からのアングルカッコイイよ!
ってか、足だけなんてそんな映ってないぞ。
ひょっとして、ピッキングのアップで腹とか下半身が映ってること言ってる?

もう誰も往年の、「プラント」との彫刻のような、ため息が出るほどカッコよかったツーショットの立ち姿なんて期待してないよ。

 

あなたがどう言おうが、「祭典の日」は涙も枯れるほどカッコイイ。
もう何度も観ているが、子供の頃、青春時代、ボンゾの死、様々な想いが頭をよぎり、毎回釘付け。
あなたが、ピックを摘んだ右手をゆっくりと振り上げるだけで、「ツェッペリン」のライブに憧れ続けてきた、今だロック少年な大人たちは涙するんだよ。

 

この作品を公開しようと決心するだけで相当の期間がかかり、そしてじっくり作り上げ、やっと公開にこぎつけた時には5年の歳月が流れていた、そう言ってたじゃんか。

そんな作品のプロモーションで来日して、細かいこと突っ込んでんじゃない!

 

最近は「プラント」も偏屈で理屈っぽいし、、、。

 

カワイイじいさんたちだな。
大好きだよ。

 

ほらっ!どう見てもみんな嬉しそうじゃんか、楽しそうじゃんか。
ってか「ペイジ」、、、ノリノリだし。。。

 

いい歳して照れんな!