もうやめて!揺らすのやめて!
地震、みなさん大丈夫だったでしょうか?
ホント、もうやめて!
今だ限界ギリギリの毎日を送っている方々に何の恨みがあるんだ!
今日、その時、家には父と母と私と “りょう” の3人と1匹がいました。
姪っ子(高2)はまだ来ていませんでした。
突然、近所のビビリ犬 “ジンナイ” が情けない声で泣き出し、同時にこたつにもぐっていた愛猫 “りょう” が飛び出してきて、外に出せと断末魔のような泣き声を上げました。
えっ?どうした?と思うが早いかその直後、テレビが緊急地震速報を伝え、グラグラグラグラ。
ビビったーーーーー!!!
またしても何もできずに、ただその場で “頼む、収まってくれ” と願うのみでした。
昨年の大震災ではウチの辺りも川沿いの地区を中心に相当な被害を被りました。
半壊家屋も数軒ありました(家主は、もう住めないのだから全壊扱いにしてくれ、と言っている)。
ウチは川から離れた高台にあるのですが、それでも、増改築で建て替えの必要性をごまかしてきた家です、古いまま残っていた部分の壁が崩れ落ちたり、瓦が雨のように降り注いだり、石垣の一部が崩れて下の家の屋根をぶち抜いたり、なかなかの惨状でした。
それでも、我が市は軽傷者が数人いただけで、重傷者や死者はゼロ。
震度は、東北地方の壊滅的な被害を被ったいくつかの都市と同じです。
つくづく、津波さえ来なければ、を痛感します。
私が楽器屋時代お世話になった、なんでも “よっしゃ、まかしとき” だった愛すべき某店主は、まだ見つかっていないそうです。
姪っ子が飼っていた2匹の猫のうち、外に飛び出した1匹は今だに帰ってきていません。
もう、ホント、やめて!
それにしても、動物って凄い!
間違いなく、“ジンナイ” が泣き出したのと “りょう” がパニックになったのは、NHKの緊急地震速報より数秒早かった。
“りょう” よ、超高感度地震感知マシンとして、明日の夕ご飯はちょっとおごってやる。