対インフルエンザ 密室の殲滅戦終了 そして焦土に天使は舞い降りた
拝啓 さいたまスーパーアリーナ様。
そんなに私がお嫌いですか。
ねぇ、SSA、そう、あんただよあんた、絶対私のこと嫌いだろ。
実は変な “パワー” 持ってるだろ。
それ、何気に使ってるだろ。
もうね、そうとしか考えられないんですよ。
だっておかしいだろ！
昨年末、「ももいろクローバーZ」クリスマス公演の直前、絵に描いたように私の体が変調をきたす。
そして、あれから約3週間、今度は「Muse」来日公演のこれまた直前、お約束のように高熱に襲われる。
有り得ないだろ！！！
露骨過ぎんだろ！！！
酒もタバコもやらず、それなりに管理された生活を送っていたんだよ。私は。
それなのに、それなのにだよ、いつの間にか仕込まれていた時限爆弾。
しかも3発も、随分念入りだな、外観はクールだけど意外と粘着質なのか？
そして、とりあえず内1発を処理し、順調に復活し、次こそは思っていれば、今度はなんと目に見えないミクロのスナイパーを送り込むとは。
37,000人もの人間を余裕で飲み込むあんたが、あんなゾウリムシの出来損ないみたいなヤツとお友達とは、驚きだよ、笑えるよ、まともな友達いないのか。
そりゃぁ、“この建物デカイばっかで、あんま可愛くないな”って言ったことはあるよ。
だって、なんだかあとから必要に迫られてどんどん付け足していって、そのまま仕上げを放置してしまったかのような外観にどうしても落ち着きや統一感が感じられないんだからしょうがないでしょ（水戸岡 さん、ごめんなさい、悪気はないです）。
まさかそんなこと根に持ってんじゃないよな？
それともあれか、私が軽々しくSSA、SSAって呼ぶのがイヤなのか？
地元埼玉県民の多くの方々がそう呼ぶように可愛く “たまアリ” って呼んで欲しいのか？そうなのか？いっそのこと “ちゃん” 付けで言って欲しいのか？
たまアリちゃん！
確かに、“たま” という語感は非常にカワイイ。
「テレビ埼玉」だって「TVS」とか「テレ埼」ではなくて、「テレ玉」だからこそより親しみを感じるし、「玉井」さんだって “玉ちゃん” だと数倍カワイイし（関係ない？ハイ！）。
だったら今後は “たまアリ” って呼んでやってもいいぞ、メカっぽいイメージとはまるで似合わないけれどそう呼んでやってもいい。
ブログでの表記もそう変えてやる。
その代わり、チケの取れた公演くらいは邪魔しないでくれ。
平和と幸せが確約されたような極上の時間をいつもいつも重箱の隅を突くようにマメに取り上げるのはやめてくれ。
特に特に「ももクロ」、わかる？、「ももいろクローバーZ」だよ頼むよ。
はあ、バカみたい、まだ少し熱、あるかも。
冗談です、冗談ですからね、妄想ですからね、ホントはSSA、大好きですよ。
8日にインフルエンザが発症し、昨日、ようやく落ち着きました。
本当にもう、次から次へと、肝心なときに限って、あきれて物が言えません。
事実は小説より奇なり、その通り、これが小説だったらこんなワンパターンで陳腐な展開、誰も期待しない。
インフルエンザは数年ぶりにかかりましたが、これほどまでに強烈だったか？
通常のカゼ（という言い方も変ですが）なんてまるで比べ物にならない。
38度を余裕で超える高熱、四肢の強烈な筋肉痛、日頃縁のない “うめぼし” な頭痛、水や唾液すらしみるのどの痛み、キリなくティッシュを浪費する鼻水。
カテーテル治療後の腕の痛みなんて、これらに比べれば蚊にでも刺されたくらいなもの。
丸4日、大いに苦しみました。
以前より格段に体力が落ちているので、その分余計に苦しんだのかもしれません。
ともあれ、父母や姪っ子（高2）にうつらなくて本当によかった。
またしても、直前でSSA行けなかったけど、仕方がありません。
でも、「Muse」は今年のサマソニにまた来日してくれるそうです。
もちろんヘッドライナー。
もう一組のヘッドライナーは「メタリカ」。
そして、ソニックマニアは「ザ・ストーン・ローゼズ」。
実は「ザ・ストーン・ローゼズ」は周りが騒ぐほど個人的な思い入れは特にないので、メインのヘッドライナーが「Muse」と「メタリカ」というのは非常に嬉しい。
昨年は、個人的に「ももクロ」以外はいま一つなラインナップだったのですが、今年は燃えそうです。
2日通して参戦、ケッテーーー！です！
「ももクロ」が今年も出るのか否か、いずれにしても新年早々、今夏への期待が大きくふくらみました。
さあ、医者に言われたとおり、あと1日おとなしくしていて、いよいよエンジンかけます。
もう、年末から何度も再起動に失敗しているので、今度こそ。
いつまで、こんなことやっていると、本当に仕事、切られかねないし。
今日、昼過ぎ、遅めにおきて居間に行くと母が、
『○○さん（メガネちゃん（我がピアノ教師））がお見舞い来たよ、いただきもの冷蔵庫に入ってる』
「え？○○ちゃん来たの？」
『少し前ね』
「えええーーー？なんで言いに来ねんだ」
『だってお前寝てたろ』
「寝てねえ、半分起きてた」
『そのヒゲだらけのボサボサ頭で人前出るんか？』
「う、、、でも知らせにくらい来たって」
『お大事にだって、かわいいお嬢さんだね、○○さん（メガネちゃんのご両親）とこの子だろ』
「そーだよ、でも今年初○○ちゃん見たかったよ」
『お前、もうおじさんなんだからあんまり若い子にチョッカイ出すな』
「はぁ？？？出してねぇ、若く見えるけどそーでもないんだよ、放っとけ！」
メガネちゃん、お見舞いに来てくれたのか、遠いのに、、、。
ニヤニヤニヤニヤ。。。
冷蔵庫に入っていたのは、チョコレートケーキでした。
絶対、何があっても、1人で食べる。
誰にも一欠けらも分けてやらない。
全部私が食べる！！！
父は酒飲みのくせにケーキ大好きだが、これだけは譲れない。
姪っ子の天才的な嗅覚からだって隠しおおせてやる。
これは、インフルエンザとの過酷な戦いに勝利し、疲れ果てた私へのご褒美なのです。←キモ！
メガネちゃん、ありがとう。
ってか、彼女とはなんやかやもう1ヶ月ほど会っていない気がするのだが、、、。
