鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

小さな反乱

ももいろクローバーZ」春ツアー、ファンクラブ先行エントリー完了。
ターゲットは「北海道立総合体育センター 北海きたえーる」、3月30、31日の2Days。

姪っ子(高2)もエントリーしているので、2人×2日で、エントリー数は4。
きっとどれか当たるはず、と高を括っておきます。

 

今日までインフルの学級閉鎖だった姪っ子は、さすがに勉強にも飽きたのか自宅待機の指示を無視してCDショップやらコンビニやら行って来たようです。

 

仕事からウチに戻ってみると、なぜか「松崎しげる」の「愛のメモリー」が爆音でかかっていて、、、え?何事?なぜに「しげる」?
じいさんなんか、貰ったネギを畑に植えながらご機嫌で口ずさんでる。。。

姪っ子に聞くと “あったから買って来た” のだそう。

 

これ。

f:id:zepp69:20130201020236j:plain

 

昨年リリースされ、結構話題になった「愛のメモリー」のマキシシングル。
原曲、オリジナル含め、それぞれアレンジは違うものの、12曲すべて「愛のメモリー」!!!
歌っているのはもちろんすべて「しげる」!

なんだコレ、面白すげーーー!

実は「松崎しげる」は「ももクロ」ファンの間ではお馴染みで、このところのデカ箱のライブでは当たり前のように登場してきます。
松崎しげる」ではなく「南国ピーナッツ」として。
ももクロ」の連中がふざけて付けたこの名前が満更でもなく、今後は自らこれでいくと言っていたような気がします。

次のデカ箱の告知担当で、焦らしに焦らしながら結局「愛のメモリー」を丸々歌いきってしまうというパターン。
大いに笑えますが、それも最初だけで、全く衰えを知らない圧倒的な歌声に、直前まで声を張り上げ踊りまくっていた数万人の観客が水をうったように一瞬静まり返ってしまうのが非常に印象的です。

 

「なんでしげるのCD買って来ちゃったの?」
『南国ピーナッツだよ』
「その設定はいいから」
『ジャケ見せで置いてあって安かったから』
「いくら?」
『千円、定価だよ』
「千円?10曲以上入ってて?安いな」
『いい曲、ずっとちゃんと聴きたかったの』
「その曲初めて出たのママが子供のころだぞ、たぶん」
『マジ?!』
「ミューズの新譜一瞬で飽きて、それ聴いてるお前がまったく理解できね」
『いんだよ、いーじゃんコレ、ね?』
「うっ、ああ、まあな」

 

変なヤツです。
恐らく彼女が自分の小遣いで買った「ももクロ」以外の初めての邦楽CDかもしれません。

 

「それより先行ちゃんと申し込んだよな?」
『当然!』
「よっしゃ!」
『きたえーるとガイ・・・あっ!』
「ガイ???」
『何でもない』
「おいっ!ちょちょちょ!お前ーーー!ガイシホール、申し込んだろ!」
『・・・・・』
「ガイシホールまだ春休みじゃないじゃんか」
『当たんないからへーきだよ、でももし当たったら』
「ヤダ!絶対ヤダ!名古屋だぞ、そんな学期末に泊まりでなんか行けっこない」
『うーーー、もう期末も卒業式も終わってるし、うまいことママに言って』
「ヤダって、おれはもう少し生きてたい!」
『じゃあいいよ、きたえーる、あたしだけ当たっても “おっちゃん” と行かない』
「はぁぁぁぁ???」
『札幌一人で行ったことあるし』
「違いますー、一人で行ったのは千歳までですー」
『おんなじだし』
「全然違う!北海道じい(超長生きした親戚のじいさん)が生きてた頃千歳まで来てくれたんだろ!」
『もう “おっちゃん” いなくても札幌くらい行けるし』
「チケ1枚余るじゃんか」
『ブログの札幌の人にあげるし、いっしょに行く』
「え?な?はぁ?何?その、人のブログでお友だちみたいな感じ、迷惑かかるから絶対やめろ!」
『みんな “おっちゃん” よりやさしいよ!』
「あのな、だから3月中旬に名古屋はヤバいって、じゃあ、オレだけきたえーる当たったらどうすんの?」
『“おっちゃん” と行くよ』
「ヤダし、オレが札幌の人と行く」
『ムリ!コメ見ると女の人だもん、“おっちゃん” が会ったことない人ももクロに誘うの?』
「わりーか?」
『○○先生(我がピアノ教師)だって誘えないのに?』
「く、、、」

 

あー言えばこー言う。
くーーーなんとも憎たらしいヤツ!

 

高校生を越えた辺りからの女子にはもう敵いません、、、とっくの昔に分かってたけど。。。

 

それにしても、いい歳したおっさんとそろそろ3年にもなろうかという高校生が、まだ取れてもいないチケットの話で、皮算用しすぎ。
アホみたいです。

 

実は、かわいそうだけど、再来週からウチの裏山にタヌキの駆除の手が入ります。
農家の要請を受け、市が主導しています。

 

リアル皮算用です。
ちょっと、複雑。

 

あまりにつまらない夕方の他愛もない話で申し訳ありませんでした。

 

お口直しに、「アリシア・キーズ」の新しいシングル・カットのMVを貼っておきます。

映像を手がけたのはあの「蜷川実花」です。

非常にらしい、華やかで毒を感じさせる映像になっています。
CGは極力使わず、ほとんどが実際のセットだそうです。
色彩が凄いです、いい曲です。
そしてなんといっても「アリシア」の美しいこと。

 

ついでに。「しげる」。

圧巻!
暗いステージに黒スーツの「しげる」は反則です。

そこ!雰囲気が「EW&F」の「ファンタジー」に似てるとか言わない!

 

おまけ。ミッチーVer.
意外といい。