鉛の風船

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不意打ち、尾張決戦勃発

ももいろクローバーZ」春ツアーFC先行、「北海道立総合体育センター 北海きたえーる」、、、落ちたーーー!!!

 

私と姪っ子(高2)二人とも落選してしまいました。
姪っ子はチケ運が強く、私が落選するのを尻目によく当選していたのですが、今回は見事に2Days両日共に揃って落選してしまいました。

最早「ももクロ」チケのプラチナぶりは首都圏だろうが地方都市だろうが関係なし。
まあ、地方都市とはいえ、札幌は200万人近い人口を誇る全国有数の巨大都市だし、全道では500万人を優に超え、これに遠征組が加わるわけですからそう簡単に取れるとは思っていませんでしたケド、、、。

 

しかし、当然まだまだ諦めません。

戦いは始まったばかり、まだほんの前哨戦。
この後のオフィシャル先行に賭ける、賭ける、賭ける。
早急に作戦コードネームも変更する。

絶対、札幌行く。

 

そして、ん?
ふと気付くと、落選に嘆いているはずの姪っ子が妙に大人しい。
見るともうとっくに落選を確認したはずのモニタをまだじっと見つめていて、なんだか薄ら笑いを浮かべている。

なんだコイツ、ついにおかしくなったか?

 

「何度見ても変わんないよ」
『・・・』
「おい!」
『当たっちゃった』
「へ?」
『ガイシホール当たった』
「な?」
『ガイシホール日曜取れちゃった』

 

えーーーーー!
なんと、内緒で勝手に申し込んだ名古屋の「日本ガイシホール」が当たってしまったとのこと。

 

「だからいつも言ってるだろムダに倍率上げるなって」
『ムダじゃない』
「ムダじゃんか、どうせ行けないんだから」
『行く!』
「終業式の直前だろ、ムリだって」
『だって、日曜だし、何してようが勝手だよ』
「はぁ~、お前さ、名古屋がどこにあるか分かってんの?」
『そんくらい分かるよ』
「帰って来れないだろ、月曜学校どうすんだ」
『ライブ5時からなんだよ、帰って来れるかも』
「ん?5時からなの?押したとしても早いな」

 

開演が17時からということは、終演は恐らく20時ごろ。
間違いなく東京までは帰って来られる。
東京まで来てしまえば、高崎もウマくすれば可能性がある。
例によって高崎から先はとっくに終電となるが、そこは車でカバーすればいい。
しかし、東京で足止めを食った場合、泊まらなくてはならなくなってしまう。
やはりリスキーだ。

でも、せっかく取れたチケット、行かせてやりたい、私も行きたい。
ない知恵を絞って考えました。

 

『ねえ!女祭りんときみたくなんか考えて!』
「うるさい、ちょっと待ってろ」
『・・・』
「・・・」
『ガイシってさ、電線についてるヤツなんだよ、知ってた?』
「知ってるよ、、、んーとじゃあな」
『お!うんうん』
「お前、次の日学校行く用意全部持ってけ」
『え?制服とか?カバンとか?』
「そう、んでもし東京までしか帰れなかったら泊まって、次の日朝一で新幹線乗ってそのまま学校行け」
『おお!!!』
「余裕で間に合うはずだし、学校ちゃんと行くんならママもOKだろ、文句は言うだろうけど」
『すごい!ムダにもうすぐ50じゃない!』
「伊達な、伊達、ムダじゃないから」
『さすが “おっちゃん”』

パチパチパチパチ。。。

「じゃあ、札幌は札幌で行くとして、名古屋でももクロか、行くか!」
『え? “おっちゃん” のチケないよ』
「な?はあ?」
『1枚しか買ってないし』
「なにいぃぃぃ!なんで1枚」
『だって全部当たっちゃったらお金足んないし』
「そんなのきたえーるとかオレが出すに決まってんだろ、お前の頭ん中何が入ってんの」
『ガイシホールは内緒でエントリーしたから、、、』
「名古屋行くのはともかく、東京に一人で泊まるとか絶対ダメって言うぞ」
『だから、“おっちゃん” も行こっ』
ももクロ観れないのに?名古屋まで行くの?ヤダよ、生殺しじゃんか」
『おねがーーーい、シャチホコとかナゴヤドームとかで遊んでればいいじゃん』
「はぁ~、、、分かったよ、行くよ行きますよ」

 

妹(姪っ子母)に電話をし、散々文句を言われながら月曜日に間違いなく遅刻せずに登校するなら、という条件付きで許可を得ました。
まったく、心臓に悪い。

 

思いもかけず、3月中旬に名古屋観光の予定が入ってしまいました。
しかも、たった半日程度の駆け足。

 

でも、女祭りのときのように家にいて姪っ子の動静にハラハラしているよりは精神的に遥かに楽。

 

きたえーるは、一先ずお預けです。

 

それにしても、名古屋で夜公演のライブを観て、我が群馬の田舎までその日のうちに帰って来られる可能性が僅かでもあるのですから、日本は本当に狭くなりました。

 

名古屋は過去仕事で数時間滞在したことがある程度なので、実はちょっと楽しみかも。。。

札幌、函館への想いはちょっと置いといて、戦国の世に想いを馳せながら、旨いものでも食べてこよう。

 

何食べよーーー。