伯父と姪、バレンタインデー ほぼ無縁
今日、夕方、隣の男子高校生(姪っ子(高2)の幼なじみ)が、つい今しがた借りて行ったばかりのCDを持って現れ、
『○○(私)さん、これ中身違んだけど』
え?どゆこと?
見ると、CD3枚すべて中身がCD-Rのブランクに入れ替わっていました。
しかも、レーベル面に “バカ” と太書きが。
?????
もしや、と思いラックのCDをチェックすると最近買った数十枚が数枚を除いて同様の状況に。
はい!こんなくだらないイタズラをやるのは一人しかいませんね。
先程から勉強するふりをしてニヤニヤしながらこちらをチラ見している姪っ子。
コイツに違いありません。
「お前!何やってんの?」
『○○(隣の男子高校生)が悪いんだよ』
「はぁ?」
『お土産の残りなんかくれるから』
「何の話?」
『東大寺のストラップだよ』
えええええーーー!!!
まだ根に持ってたの?
半月ほど前に隣の子から東大寺のストラップを貰ったのですが、これが去年の修学旅行のお土産の残りで、処分よろしく押し付けられたのだと結論付け、今の今まで根に持っていたようです。
呆れ顔の隣の子を、ごめん後で借りに来て、と帰し、、、と思ったら彼が姪っ子に、
『お前、いつまでガキだな』
と、一言言い置いて、
『明日来ます』
と、帰って行きました。
ハハハ、返り討ちだ。
文句言いに追いかけて行きそうな姪っ子を慌てて止めて、
「元のCD何処やった?」
『そこにあるよ』
私の作業デスクの後ろのゴチャゴチャの棚に積まれていました。
「これ、全部入れ替えろよ」
『ヤダし、○○にやらせる』
「よせよ、お土産は貰ったんだろ、いつくれようがいいだろが」
『・・・』
何が気に入らないのか全く分かりません。
若い女の子は、もう、ほとんど未知の生命体です。
先日、NHKでやっていたダイオウイカなんてもんじゃない。
気が強い、負けず嫌い、とにかく思ったことは即、何が何でも行動に移す。
つくづく母親(我が妹)に似てきました。
おじバカではありますが、極めて社交的だし、普通にしていれば、あれで大人しく可愛げのある性格なら、そこそこモテないこともないと思うのですが。
「お前さ、今日、バレンタインだけどまたチョコゼロ?」
『んーん、“しおりん” に送ったよ、チョコじゃないけど』
「え?玉井さんに?」
『そ、事務所』
「何を?」
『内緒、食べもんじゃないよ』
「あのさ、周りの男の子とかさ」
『お金もったいない、名古屋行くんだし』
何とも色気のない、つまんないヤツ。
ちなみに、2年ほど前から、彼女の「ももクロ」絡みの出費に協力する代わりに、誕生日やクリスマス、お正月(お年玉)といったイベントはすべてスルーという契約になっています。
よってバレンタインデーもそれを拡大解釈した彼女からは板チョコ1枚届きません。
『“おっちゃん” 今年もチョコいっこもなしだ』
「んなことねーよ」
『え?貰ったの?』
「うん」
『誰から?』
「内緒」
『○○(我がピアノ教師)先生だ』
「どうだか」
『絶対そうだ、どれ?』
「もう食っちゃったよ」
『ウソ!もったいなくて食べれないくせに』
図星!
「いーから、勉強しろよ」
『“おっちゃん” がかくすとこなんかすぐ分かるし』
「よせ、絶対食うなよ」
『ほら、まだ残ってる』
くっ、、、もういいから帰って勉強して。
明日が期末テスト最終日だそうです。
束の間の平穏が終わります。。。
バレンタインデーの結果は、チョコ3個でした。
メガネちゃん(我がピアノ教師) → 手作りチョコ。ただし手違いで父親に渡すはずだった失敗作の寄せ集め。カワイイ。
母 → 明治ブラックチョコ。
隣のおばちゃん → アルファベットチョコ。大袋のヤツ。せがれがいつも世話になってるからと。
まあまあかな。
お返し、どうしよう。
特にメガネちゃん。
ホワイトデーって何を贈ればいいんだ???
バレンタインデーの夕方のどうでもいい出来事、失礼いたしました。