ふとあの頃に思いを馳せて、、、
今日、id:kazenokomichi さんの このエントリー を拝見して、ちょっとだけ遠い目になり、幼少期の姪っ子(高2)に思いを馳せてしまいました。
妹(姪っ子母)が早くに職場復帰したため、姪っ子は幼稚園くらい(たぶん)から、夜母親が迎えに来るまでウチに預けられていました。
ばあさんに育てられたようなものです。
幼少期からお転婆で元気過ぎるほど元気な、男の子のような子でした。
近所のワルガキ連中といつも遊んでいて、特に体格がいいわけではないのに、むしろ華奢な方なのに、何をやっても全く引けをとりませんでした。
それどころか、隣の家の男の子なんて年中泣かしていました。
もう、幼少期の彼女がやらかしたエピソードには事欠きません。
赤城山に連れて行ったとき、大沼(山頂にある湖)で突如いなくなり、私とばあさんで探しまくり、結局見つからず、警察呼ぶかと途方に暮れていると、ニコニコしながら現れて湖を一周してきた(4~5キロもある)と言ったり、
裏山の椎の木?にちょっと目を離した隙にスイスイ登ってしまい、遥か高みで下りられないと泣き、じいさん連中総出で救出したり、
近所の川の淵で水遊びをさせていると突如いなくなり、すわっ、溺れたかと着衣のまま飛び込むと随分離れたところからひょっこり顔を出しヘラヘラ笑っていたり(カワウか!!!)、
田んぼにいるドジョウなどの魚を獲ろうと取水口を堰き止め、イヤと言うほど怒られたり、
じゃあ、ってんで、今度は排水口に網を仕掛け、反対側から田んぼの中をバシャバシャと追い込みをかけてまだ若い稲を踏んづけまくり、またしてもイヤと言うほど怒られ、
それでも諦めず、ワカサギ釣りの仕掛け(小さな釣り針がたくさん付いているやつ)をあちこちに仕掛け、後で上げるはずがそのまま忘れてしまい、田んぼをチェックしに来たじいさんの長靴に引っ掛かり絡まり、とうとう家に乗り込まれて、ばあさんも私もイヤと言うほど怒られ、
運動会は無敵だったり、
かるた(上毛かるた、我が県の小学生はこれが必須)も無敵で、近所の同級生の男の子の母親がやって来て、どうしても○○(姪っ子)ちゃんに勝てないと息子がベソかいていると言ってきたり、
彼女にタマには勝たせてやれと言ってもヤダの一点張り、
すぐに思い浮かぶほんの一部でもこんなです。
これが、中学に入るともう、スポーツばっか。
よくは知りませんが、少しは名の知れた存在になっていたようです。
このままひょっとしたらアスリートとしてそこそこやるようになるんじゃないか、そんな淡い期待を見事に打ち砕いてくれたのが、偶然出会ってしまった当時全く無名だった「ももクロ」。
それ以降、性格や行動はそのままにすべてのエネルギーが「ももクロ」に注がれるようになりました。
時々思います。
こんなヤツになってしまったのは、やっぱりウチに預けられていたせいではないのか。
ちゃんと母親が付きっきりで育てていれば、義弟の両親が同居していてウチに預けられることがなければ、私が通うピアノ教室にいるような、あんな落ち着いた女の子に育ったのではないか。
いや。
きっと大して変わらない。
だって、姪っ子、母親の若い頃にムチャクチャ似てきましたから!
ただ、健やか過ぎるほど健やかに、ちょっと手に負えないほど真っ直ぐに育ってはくれたようですので、まあ、いいでしょう。
一昨日、髪を短髪にしてピアノ教室に行ったら、レッスン時間待ち仲間の小学生低学年女子にビックリされ、それでも、いつも話しかけてくる子が、
『おじさん、似合ってる』
一言もしゃべらないゲームばっかやっている子も、ウンウンと頷き、
「そ、そう?」
『清潔感があって前よりいい』
「うへ、ありがと」
『あつしはもっと短いんだよ』(この子が好きだと言う男の子)
「へー、あつし君そんな短いんだ」
『うん』
「ところでさ、前から気になってたんだけど、あつし君てクラスの子?」
『えー、違うよ、おじさん、あつし知らないの?』
「え?そんな有名な子?」
『エグザイルだよ』
ひぃぃぃぃぃーーー、ずっと前から、この子が好きだと聞かされていた “あつし” って、「エグザイル」のメンバーのことだったのね。
全然誰だかわからないけど。
びっくりしたぁーーー。
この日は、メガネちゃん(我がピアノ教師)にも短髪初披露でしたが、とりあえず “いいね!” いただきました。
まあ、誰でも、うーん似合ってない、とは言わないでしょうけど。
メガネちゃんいつも忙しそう。
なんだか全然進展しません。
1歩進んで1歩下がる、な感じ。
それもまあ、今が楽しいので、今後の展開は天に任せます。
ダメじゃん。