鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

姪っ子に春が来た、、、か?

今日夕方、先日高校を卒業したばかりの近所に住む姪っ子(高2)の幼馴染男子、元クソガキがやってきて。

 

『○○(姪っ子)いる?』
「ん?まだ来てねえけど」
『じゃあいい』
「なに?言っとくぞ」
『・・・・・いいや』
「おい、何だよ!気持ち悪りーな!ハッキリしろ!」
『●●(私)さんさあ、○○って彼氏いんの?』

 

ギャハッッッ!!!
ありえねーーーーー!!!
知り合いのお節介ばあさんが私に見合いの話を持ち込むのを諦めるくらいありえねー!

ってか、昔はよく来たのに、40も過ぎた頃からめっきり少なくなりました。
ここ2~3年なんて皆無、もう結婚対象にはなり得ないってことか、それとも、あまりにすげなく断り続けたので、ソッチ系と思われているのか、いや、最近は「ももクロ」好きなのもピアノ教室通っているのも随分とバレているので、アイツは危ない嗜好を持っていると思われているのか。

それはともかく、姪っ子がらみの話に “彼氏” なんて甘い響きの単語が登場するなんて、小惑星が地球に大接近するくらい久しぶりだぞ。
ん?記憶にすらないかも。

 

「一人や二人、いて欲しいけど、あり得ねーだろ」
『二人もいてどーすんだよ』
「お前も知ってんだろ」
ももクロ?』
「ああ、彼氏は玉井さんだな」
『男興味ないの?』
「んなことないだろ、ずっと前はチェスター命(リンキン・パークのVo.)だったんだから」
『・・・帰る、じゃね』
「おい!待て、上がれ、こっち来い、いーから来い」

 

と、入り口に立っていた彼を部屋に引き入れ。

 

「お前、ひょっとして、アイツが好きなの?」

 

なんという冒険野郎、命知らず、ハイパー・チャレンジャー、うんうん若い頃の苦労は買ってでもしろ、真っ白に燃え尽きても私は一切関知しない。
パチパチパチパチ!!!!!

 

『・・・』
「そっか!お前この前わざわざCDとか返しに来たのこれだったんだな」
『・・・』
「んへへ、オレも今片思いしてんだで」
『●●さんがぁ?、、、』
「わりいか、今、その歳で!って言いそんなったろ」
『いや、へー、●●さんわけー、何で結婚できなかったん?』
「あのね、出来なかったわけじゃなくて、まだしてないだけだから、過去形にしないでくれる」
『ははは』
「お前、下宿すんだろ、ここ出ちゃうんだろ、自分でちゃんと言え」
『うーん、ムリげだからいい』
「やってみなきゃわかんねーだろ、ダメでもこうやるとダメなんだってわかるんだよ、どっちにしろお前ここ離れるんだからバツの悪い思いとかしないだろ!」
『・・・考えとく』
「はぁ?か・ん・が・え・な・い!当たれ!砕けろ!じゃなくて、とにかく当たれ!」
『はい、頑張ってみます』
「みます?甘い!頑張れ!」
『はい、わかったよ、でも●●さん、なんでそんな熱いの?』

 

う、、、、、つい、彼の中に自分を見て熱くなってしまいました。
メガネちゃーーーん(我がピアノ教師)!!!

 

彼は、WBCの奥歯ギリギリな試合を9時ごろまで観て、帰って行きました。
今日は姪っ子は来ませんでした。
ケイタイにも出ません。
姪っ子なんて普段はいつもいるのに、いないときに限って来る。
不運なヤツです。

 

イヒヒヒ、、、なんだか面白い。
もし、二人がくっついちゃったりしたら、姪っ子の「ももクロ」熱が一気に冷めたりするのか?

いや、多分それはない。

彼が高校に進学してから3年、この間彼女は急速に「ももクロ」へとのめりこんでいきました。
別の高校に進学し、あまり接点のなかったこの3年という時間の長さをきっと思い知ることになる。
神奈川に住むと言う彼が、もし彼女と遠距離恋愛とかなったりしたら、それに加えて距離という壁もクリアしなければならない。

勉強なんか手につかなくなるんじゃないか?

いいねえ、興味津々!

 

春だぁ~~~~~。。。

 

ん?神奈川?これって、、、。
姪っ子の従兄に続いて、神奈川(の、どこだか知らないけど)にも無料宿泊所が出来ちゃったってこと?
いいねいいね。
うん、よく頑張った、お前の幼少時代、散々面倒見たのは私だかんな。
お年玉も伊達で、、、。

わかってるよな!!!

 

なんだか3月は、大人も子供も誰も彼もが、忙しぶるのです。