鉛の風船

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サンタナ、武道館に汗はなし!

「サンタナ」日本武道館公演、行って来ました。

 

イーヤーーー、すご、、、くなかった。。。

 

なんだか妙に大人だろー、おしゃれだろー、な感じで、うーん、何か違う。

「サンタナ」のライブってもっと泥臭くて、熱かったハズなのですが、もう、ここは何処?ブルーノート?ってな感じのライブでした。
「カルロス」だってまだ若いし、彼以外のメンバーなんかそれこそバリバリ。

うーん、なんだろう。
どのメンバーも当然のことながら演奏は凄かった。
「カルロス」のギターも泣いていた。
客とのコンタクトもウマくいっていた。
みんな楽しそうだった。

 

でも、そう、汗がなかった!
というより、汗が感じられなかった!

 

中盤からは、「デニチェン(デニス・チェンバース)」しか耳に入らなくなってました。
ドスドスドスドス、ドララララー、スジャジャジャジャンッ、やっぱり凄い、相変わらず “野獣” でした。
今のアンサンブルで行くなら、このドラマーはちと、過剰かと思います。

「デニチェン」観られたのは嬉しかったけど。

 

帰りの新幹線の中でも、なんだろう、が消えず色々考えていると一つ不穏なことに思い至りました。

 

ももクロ」かも、、、。

 

彼女たちの、あの強烈なライブできっと感覚が麻痺しているんだ。
「サンタナ」はたぶんいつも通りだったんだ。
私の体が、もう今宵レベルのライブでは満足出来なくなっているんだ。

今更気付いたかもしれません。
どうやら私は、30年近くにも及ぶライブ暦がすべて覆されてしまうような、とんでもない怪物に手を出してしまったのかもしれません。

 

まあ、昔の「サンタナ」のインパクトが刷り込まれていて、期待が大き過ぎただけとは思いますけど。。。
そう、思いたいですけど。。。

 

それにしても、一人で行くライブは平和です。
当然です、高崎まで車で行き、そこからゆったり電車に乗り、たかだか武道館に行って来ただけなのですから。

どうしてプラス姪っ子で行くライブは、早朝から深夜まであんなにガチャガチャ忙しいのか。

 

きっと、名古屋のガイシホールも、怒涛の一日になることでしょう。

さらには、札幌のきたえーる、これは彼女のワクワク指数がハンパないので、相当な覚悟が必要なことは目に見えています。
楽しみだけど、、、。

 

武道館で、以前の仕事関係の知人に偶然会いました。
2人、当時の同業者。
今夜のライブに関わっていたそうです。

やっぱり外出すると奇跡的なほどに知人に出会う。

 

以前勤めていた楽器商社の仕事は、本当に楽しくて、天職だと思っていました。
私も、田舎に引っ込まなければ、このライブのスタッフだったりしたかも。
あちこちのライブ会場に出入りしていたのですから。

姪っ子が生まれるほんの少し前、父が食道がんを患い、大手術、妹は家庭があるし、母一人ではその後をカバーしきれない、悩みに悩み、戻るしかないと判断し、退職、地元に凱旋?したのです。
たまたま自宅でできる仕事をお世話してくださる方がいて、とりあえず人並みな生活は送れています。

 

時々、あのまま東京にいたらどうだったろう、などと思いを馳せることもありますが、私の帰郷に合わせるようにして生まれてきた爆弾娘や地元の突っ込みどころ満載な連中のおかげもあって、飽きる暇もない毎日を過ごさせていただいているので、これでよかったんだと思っています。

 

16日は緊張MAXです。
ホワイトデー後のピアノ・レッスン日。

 

明日、このところ父が何度か検査しているその結果が出るのですが、そんなのどーでもいい。

 

大人は、私からのお返しが微妙でも、その場は繕ってくれる。
だから、メガネちゃん(我がピアノ教師)はへーき!

問題は、子供!

 

姪っ子に頼めば大丈夫かな。
いや、、、ムチャ不安。

 

のん気な悩みでごめんなさい。

 

春だぁーーーーー!!!!!

 

こんな感じでした。