鉛の風船

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楽しくなきゃつまんない(一部訂正あり)

ももいろクローバーZ」の春ツアー「ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013「5TH DIMENSION」」が12日、大阪城ホールを皮切りについにスタートしました。

 

前日に大阪城ホールでライブをおこなっていたのは「サンタナ」、そしてツアー初日、私は遠く離れた武道館で「サンタナ」を観ていた、運命!!! ← んなこたない、、、。

 

今回のツアーは、4月にリリースするニュー・アルバム「5TH DIMENSION」を猛烈アピールするためのツアーです。
来日組とかによくありますよね、新曲がガンガン聴けて嬉しいってヤツです。

 

アルバム収録曲をすべて披露したそうですので、9曲もの新曲が聴けたことになります。
演出も相当冒険していたようですし、これは楽しみだー、と、興奮していると、実はそうでもないようで。

 

いつもコメントを下さる方が、大阪城ホールのライブに関して批判的な意見が多いとおっしゃっていました。
彼は、せっかく取れたチケが台無しになるのでは、と心配されていました。
お気持ちはよく分かります。

でも、へーき!!!

 

誤解を恐れずに言わせていただくなら、それが「ももクロ」だから。

 

ももクロ」のライブが賛否両論なんてもう、いつものこと。
というか、「ももクロ」に限らずみんなそう。

先日の「サンタナ」のライブだって、私はいま一つだったと書きましたが、メディアの大半は絶賛しています。
かと思えば、ガッカリ意見も少なくない。

 

ももクロ」はアイドルということなので、他のロックバンドなどとは違う事情も絡むのでしょうが、昔からのファン、Z後にハマったファン、12年初頭からの猛烈な露出でハマったファン、楽しそうだから来てみたという方々、みんながみんな最高だったと思えるライブなんて出来っこないのです。

 

ファンそれぞれの期待値は違うのですから。

 

でも、批判する方々だって、ライブ中ずっとブスくっていたわけじゃないでしょう。
それをどうとるかは別にして、新曲を9曲もぶっこむ、新しい「ももクロ」を体験して貰いたい、楽しんでいただきたい、「ももクロ」サイドはいつもそうなのですから、そんな思いが届かないはずもない。

常にその場に留まるのを良しとせず、何か新しいもので楽しませてくれようとする姿勢は私は好きです、大好きです。

どんなアーティストでもそうですけど、ファンの顔色をうかがうようになったら終わりです。

ももクロのデカ箱がまともじゃないのは今に始まったことではありませんし、新たなファンの方もそれを観てダメならこれからもたぶんダメでしょう。

 

ももクロ」サイドも、距離の近さを再認識してもらうかのように、「ももクノ」という今となっては小規模な会場でのグダグダなライブやUST中継を相変わらずやっています。
凄いことです。
これこそ、「ももクロ」の「ももクロ」たる所以です。

 

批判を恐れずに書くなら、3年半以上にも渡り「ももクロ」を追いかけてきた姪っ子(高2)は、USTはともかく、「ももクノ」はデカ箱の批判の受け皿だといいます。
彼女は、全く興味を示しません。
ひたすらデカ箱です。

 

楽しいはずの「ももクロ」でストレス抱えたら本末転倒です。
ももクロ」のライブがどんだけ想像を絶するかはもう、ずっと前からわかっているはず。
期待だって壮絶に裏切ります。

その裏切りっぷりがそれぞれにとって “正” なのか “負” なのか。

 

批判は当然あってしかるべきです。
盲目的にすべてを受け入れてしまうほうが不自然です。

ただ、それが単なる文句となり、時に度を越してしまうこともある。
そうなるともう、それは批判ではありません。

 

文句って、ディスるのって、みんなに聞いてほしいし、一時的には楽になれるんでしょうけど、つまんないよね。
そんなにストレス抱えるなら、他に楽しいこと見つけた方が、もっと楽だと思います。

 

姪っ子一人参戦のガイシホール、間近です。

 

批判めいたことを書いてしまいました。
ごめんなさい。

 

でも、要するに言いたいことは、“楽しくなきゃつまんない” です。

 

ニュー・アルバムのリードトラックです。
サスガです、好きです。博士は名物マネージャーです。
姪っ子がトゲトゲマスク欲しいって言ってます。
ふざけるな!!!!!

 

[追記]2013/03/15
誤字を訂正し、若干加筆しました。