社長、頼む、まだ早過ぎる
少ない取引先の内の1社、その社長が入院されたとのことで、見舞いに行ってきました。
この社長は私が実家に戻って個人で仕事を始めたとき、一番最初に仕事を振ってくれた方で、昨年、私が入院した際にも何かと親身になってくれ、退院後の経済的な心配などを極力排除することに努めてくれた、もう、頭が上がらないどころか、ミミズ並みに這いつくばっても足らない、そんな方。
まだ、恩返しの欠片もしていない。
そんな恩人が、、、。
まったく世の中は不条理です。
あんなに、エネルギッシュでちょっと太ったかな?なんて言っていたあなたが、、、
中禅寺湖でハトヤのCMみたいなでかいマス、釣ろうで、と言っていたあなたが、、、
片手で持ち上がりそうじゃねーかぁーーー!!!
ウチの近所の生臭坊主が、“人が死ぬときは、棺桶に花や、川を渡るための品を納められるようちゃんと縮むんだ” と言っていたことがありましたが、いくらなんでもそんなに小さくなることないだろ。
まだ生きてんじゃんか!!!
本人が言わなかったので、病名は聞きませんでしたが、たぶん “肺がん” な気がします。
物凄いヘビースモーカーだったので。
この前お会いしたの、たった半年前だよ。
この社長は、数年に渡り専務である長男と経営方針で事あるごとにぶつかっているのですが、もし、社長が最悪の事態に陥ったら、社長派であった私の仕事は間違いなく減ります。
というか、切られるでしょう。
専務とのコンタクトはほとんどなかったので。
情けない。
今、一人の恩人が病に苦しんでいるというのに、その方が最悪の事態に陥った場合のソロバンを弾いている。
私、、、ちっさい人間だ。