鉛の風船

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一日だけの家族ごっこ in 子供祭り トッピーTHREE ももクロ前、ひと時の平和

一日だけの家族ごっこ in 子供祭り トッピーTWO 子供たちの楽園に地獄を見た」の続きです。

 

遊園地で完全に時間を忘れていたため、とっくにお昼を過ぎての遅いランチタイム。
お友達少女推薦のレストランへ。

この時点で、メガネちゃんの手作り弁当の妄想は消滅。
まあ、初めからそれらしき荷物は持っていなかったので、わかってましたけど。。。
それでも、“あっ!車の中にお弁当があるんだ!” なんてサプライズを0.1%くらいは期待してました。。。
いいんです、いいんです、楽しみは後に取っておくこととします、イチゴは最後に食べるタイプです、、、いつになるやらブツブツブツ。。。

 

レストランに入り、各々が好みのものを選ぶ中、お友達少女が、選んだのは “ピザのL” 。

 

「エル?」
『はい』
「食べられる?エムでいんじゃないの?」
『みんなで食べるから』
「みんな好きなの頼むから●●ちゃん(お友達少女)も自分で食べたいの頼みな」
『ピザ!エル!』

メガネちゃんを見やると “いいんじゃないの” な、やさしい困り顔(ステキ!!!)で、若干小首を傾げつつ無言で頷いている。

「じゃあ、ピザ食べよっか、おじさんのも一緒に食べてくれる?」
『はい!!!』
「じゃあ、ジュースどれにする?」
『んーと、、、』

 

うーん、何だこの子は。
絶叫マシン “カワセミ” に乗ったときもそうだったけど、なぜにそこまで “みんなで一緒に” にこだわる?

非常にハキハキし、落ち着いて大人びた言動をしながらも、ふと見せる幼さは年齢相応、あるいはそれ以下にも見える。

不思議な子です。

 

そして、テーブルの上は、プチカオス。

お店にお願いした取り皿があちこちに飛び交い、みんなでみんなの美味しいを共有しました。

メガネちゃんが持ち前の食欲を発揮して、ピザだパスタだ食べる食べる、、、以前一緒に食事に行きましたがこの人は気持ちいいほどによく食べます。

私も、ピザが思いのほか旨く、パクパク食べてしまい、何と足らない騒ぎで、“M” を追加する始末。

ゲーム少女も付け合せのサラダとイヤそーに格闘しつつ、ピザに手を伸ばしていました。

お友達少女は、彼女はもう、ご機嫌、お昼食べてるだけなのにそんなに楽しいか?な様子で、終始ニコニコニコニコ、しっかりと食べていました。

そして、綺麗に完食、、、おお!美しい、みんないいよ、細切れの葉っぱ一枚残ってねえ。
予断ですが、子供二人の食事中の所作があまりに綺麗、というか、しっかりしているのに驚かされました。
ちょっと自分が恥ずかしくなるほど。

ご両親、サスガっす!!!

でも、子供っぽくない、、、ごめんなさい。

 

長くなってしまったので、端折ります。

 

しばしの休息の後、動物園へ。

 

ホワイトタイガーの赤ちゃん、カワイイ、ネコでしょ!でも四肢の太さはサスガ猛獣。

 

アルパカ。

「モコモコしててかわいいね」
子供二人:『・・・』
「ん?」
ゲーム少女:『あれラクダなんだよ、怒るとくさいので攻撃される』
「・・・」

 

カピバラ

カピバラってさ、」
ゲーム少女:『カピバラさん、だよ』
「は?」
お友達少女:『カピバラさんです』
「ああ、はい、、、で、あれさあ、」
ゲーム少女:『カピバラさん!!!』

ううう、、、。

カピバラさんさあ、あんなでかくて、ネズミなんだよ」

ひひひ、どうだビビッたか?!

子供二人:『知ってるーーー!』

はい、そうですか、つまんね、、、。

 

遊園地で時間を食い過ぎたため、本日のメインイベント “子供祭り” の時間が刻々と迫ってきていました。

 

まだ、あれも見たい、これも見たいという、子供二人と大人一人の抵抗を、“遊園地で遊び過ぎだし” の必殺の一言で封じ込め、会場である “ハッピーオンステージ” へと向かいました。

イエーーーイ!やっと本番だぜーーーっ!

 

・・・・・。

 

その異様な空気には、随分と前から気付いていました。
そこかしこに、明らかなモノノフ(ももクロファン)がいる。
しかも子供連れじゃない方も相当いる。

ハッピーオンステージに近づいた頃には、もう、モノノフだらけ。
凄い。

 

とりあえず、子供には入場する際、小学生であることを証明するためのチェックがあるので、持ってこいと言われている名札やテストを持ってきたか確認。

ゲーム少女:『はい、テストあります』
「ちょっと見せて」
ゲーム少女:『やだ』
「ちょっとくらいいいでしょ」
ゲーム少女:『・・・』
「ごめん」

ところが、お友達少女が、

『忘れました』
「え?どこに?」
『袋の中』
「袋?」
『○○さん(私)の車の』
「車の中にあるの?」
『はい、、、』

声が、消え入りそう。
泣くな、絶対泣くなよ。

「なんだ、じゃあ取りに行こう」
『・・・』
「余裕で間に合うからへーき、ね、一緒に行こ」

半ベソで笑顔になりながら、

『はい!!!』
「じゃあ、走るで!」

覚悟を決めて走り出そうとすると、

『アニ丸ぶーぶーのほうがいいです』
「え?」
『ゲートまではバスのがいいです』

そうか、ゲートの先、駐車位置までが遠いもんな。

 

明らかに小学生としか思えない子は恐らくチェック・スルーだと思いますが、それでも念のため取りに行きました。
お友達少女と私はひとまず、離脱。

 

今日で終わりにしようと思ったのですけど、眠気がそろそろやめとけと言うので、今日はここまでとします。
次で終わりにします。

 

もう周知のこととは思いますが、子供祭り、素晴らしいイベントでした。
子供、親子への気遣い、集まってきたモノノフさんへの対応、たとえビッグになっても、“近い” イメージは絶対に崩さない。

 

演出の方、マネージャーさん、ナイスです。