鉛の風船

ロックです ジャズです ぼんくらなおっさんです

コンタクト 前夜、妄想爆裂

ストーンズ」の「ロン・ウッド」が31歳年下の彼女にプロポーズしたそうです。

 

相変わらず元気なジジイだ。

 

ロンは、65歳。
“今度の” 彼女は、34歳。

 

いいねえ、サスガです。

 

「キース」曰く、“ロニーに結婚祝いを贈るのにはもう飽きたよ” だそうです。

今の彼女は今まで「ロン」が追っかけてきたタイプとはだいぶ違うそうで、前妻の息子曰く、“もう親父にもあばずれを追っかける余力もないんじゃないのかな” とのこと。

 

いいぞいいぞ、「E.T.」にも負けない皺の数は伊達じゃないぞ。

 

よっしゃー!勇気付けられた!!!

 

今日、メガネちゃんのピアノ教室に入会申し込みの電話を入れました。

 

「あのぉ、、、趣味のコースに入会したいんですけど」
『ハイ!ありがとうございます!大歓迎です!』
「50近いおやじですけど大丈夫ですか?」
『もちろん!70歳超えてる方も楽しんでらっしゃいますよ!』

 

う~~~~~、何このキラキラっぷり、きっと id:kazenokomichi さんがとらえたような “天使の梯子” を使って下界と天界を行き来しているんだ、彼女の自宅はふわっふわの雲の上の、草も木も花も実も虫もネズミも猫もライオンも大地も空も、みんなみんなしゃべって笑いあってるような、そういう場所にあるんだ。
太陽もいつもニコニコしていて、北風とのバトルなんかないんだ、そういうところに住んでいる天使なんだ。

 

キモいよ、このおっさんキモ過ぎるよ、パトラッシュ、、、でも僕はまだ疲れて眠るわけにはいかないんだ。。。

 

『明日いらっしゃるんですね、お名前だけお聞かせ願えますか』
「.....」
『あっあのぉすみません、もう一度お願いできますか』
「...」
『ごめんなさい、私耳いいわけなんですけど、ちょっと聞き取れなくて、ウチの電話壊れてるのかな?』

 

そして、意を決して、しっかり通る声で、“若山弦蔵” ばりに名乗ったのです。

 

『すみません、間違っていたら失礼します、○○さん(私)?』

 

そーーーーーです!!!
もう覚えていてくれただけで、遺言書書くよ、子供いないから、家土地預金全部あなたにあげるよ。

よーしよしよし、どおどお、そう興奮するな。

 

『教室に入ってくれるの?』
「うん」
『すごーーい、2年ぶりだね』
「え?5年ぶりくらいじゃね?」
『やっぱり覚えてないんだ』
「な、何を?」
『お店なんだっけ、んーと、カウンターで会ったでしょぉ』
「え?えええええ?」
『すごくご機嫌だったから覚えてないんだ』
「・・・・・」
『ビールとか全部おごってくれたよ』

 

ぎょえーーー!
すごくご機嫌ってことは、ようするにベロベロに酔っ払ってたってこと。

それを全く覚えていない。

 





 

さっきまでピンピンに立っていた猫ひげが、死んだズワイガニを持ち上げたときの足のようになってしまいました。

 

とにかく、明日は、入会申し込みに行く。

 

まずは、床屋。
服のコーディネイト(そういえば入院してからほとんど服買ってない)。
歯医者に行って、歯垢除去、ホワイトニング(これはいーだろ)。
目をグリグリグリグリ、こうするとしばらく二重になる。
そして、話題話題、脳内にポストイットを貼りまくる。

 

当然、何度か女性ともつき合ってきました。
一度は、結婚寸前までも行きました。
ドラムなんかやってると見る目が曇って勘違いしてくれる女性も何人かいました。

 

でも、自分から、積極的に攻めたことはたぶんほとんどありません。

 

断られればそれっきりな相手ならいいのですけど、これがその後も顔を合わせる可能性がある知り合いだと、もうダメ。

 

明日は、我人生一世一代の大勝負の、前哨戦です。

 

『ケヒヒヒヒ、なんでそんなに必死?』By 姪っ子。

 

ロン、ロッド、カッコイイよ、酒はいいから力をください。